韓国で慰安婦バスが出発進行?北朝鮮情勢をよそに”反日ボケ”の異様さ (2/2ページ)
■国が亡びても反日を優先
言うまでもなく北朝鮮と休戦中(注3)で、最前線で対峙しているのが韓国。今回も「ソウルを火の海にする」と、攻撃対象として名指しされている。そもそもがテンションの高い民族性だけに、北朝鮮への恐怖と怒りで緊迫感が頂点に達していると思いきや……届いたのは、こんなニュース(注4)。
<韓国・ソウル市の中心部と北部を結ぶ路線バスが、慰安婦像を乗せて運行を始めた。(略)同路線を走る5台の座席に強化プラスチック製の慰安婦像を固定。ソウル中心の日本大使館関連施設近くを通過する際には、慰安婦映画の音声を流す。(略)この路線はロッテ百貨店や南大門市場など、多くの日本人観光客が訪れる場所を通る>
開いた口がふさがらない。完全に解決した(注5)慰安婦問題を蒸し返す動きの一つだが、よりによって戦火が近づいている時にやることか? しかも新着の慰安婦ニュースは、まだまだある。
<元慰安婦の吉元玉(キル・ウォノク)さんが、プロ野球の始球式に登場。見事な投球を見せた。ちなみに吉さんは歌手デビューも果たしている>
<ソウルの中心部の広場で、手の平サイズの慰安婦像500体が展示された>
慰安婦(像)がアイドル化、フィギュア化して、もはや何のために作ったのかも分からない。そのうち慰安婦印のキムチが売られ、慰安婦が歌い踊るフェスティバルでも始まりそうな勢いだ。
「韓国は北朝鮮の挑発に慣れっこ。何を言われても、<またか>と流して危機感を覚える人が少ない。しかし冷静に考えれば、危機のレベルが以前とは違う。それでも北朝鮮批判より日本批判が圧倒的に多いのは、光復節(注6)前後だったとはいえ、さすがに異様な感じです」(韓国通ジャーナリスト)
近づく戦争の前に日本が平和ボケなら、韓国は<反日ボケ>だ。
(注1)火星12号…北朝鮮軍の中距離弾道ミサイル。
(注2)物言い…この発言は北朝鮮の<グアム攻撃予告>前日だが、グアムへの脅しを聞いたトランプ大統領は、「言葉が優しすぎたな」と反省。北朝鮮本土への先制攻撃を匂わせた。
(注3)休戦中…1953年7月に朝鮮戦争は休戦に入ったが、いまだに終戦していない。
(注4)こんなニュース…産経新聞より。
(注5)完全に解決…いわゆる従軍慰安婦問題は、2015年12月の日韓合意で、最終的かつ不可逆的に解決した。しかし韓国は、この時の取り決めを全く守っていない。
(注6)光復節…朝鮮の大日本帝国からの独立を祝う韓国の祝日。
著者プロフィール

コンテンツプロデューサー
田中ねぃ
東京都出身。早大卒後、新潮社入社。『週刊新潮』『FOCUS』を経て、現在『コミック&プロデュース事業部』部長。本業以外にプロレス、アニメ、アイドル、特撮、TV、映画などサブカルチャーに造詣が深い。Daily News Onlineではニュースとカルチャーを絡めたコラムを連載中。愛称は田中‟ダスティ”ねぃ