いくつになっても甘えん坊?ベビー服とおむつを着たがるアダルト・ベイビーな男性たち『The Babies』
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8月17日まで、アメリカ・ロサンゼルスのミアー・ギャラリーで、写真家のポリー・ボーランドさんの個展が開催されていた。
「AB / DL」の世界にスポットを当てた作品「The Babies」シリーズを展示していたらしい。
「AB」はAdult Baby(アダルト・ベイビー)、「DL」はDiaper Lover(おむつ愛好家)の頭文字をそれぞれとったもの。
アダルト・ベイビーは生後6カ月から5歳ごろの幼児期に戻ってお気に入りの瞬間を赤ちゃんとして楽しむ大人のことで、おむつ愛好家はおむつをはくのを愛する大人のことだそうだ。
成人男性が大人用のベビー服を着て、大人用のおむつをはき、まるで赤ちゃんのようにおしゃぶりをくわえたりぬいぐるみを抱っこしたりしている姿はとてもフェティッシュだがそれだけじゃないようで・・・詳しく見ていこう。
・5年間に渡って「AB / DL」の世界に密着
オーストラリア生まれ、ロサンゼルス在住のポリーさんが「The Babies」シリーズを撮影し始めたのは1990年代のこと。もともとはイギリスの新聞・インディペンデントのための1度限りの企画だったが、ポリーさんは「AB / DL」の世界に興味を抱き、もっと深く知りたくなったのだ。
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しかしインターネットがそこまで普及していなかった時代、「AB / DL」のコミュニティーを見つけるのもひと苦労で、ようやくイギリスに「ハッシュ・ア・バイ・ベイビー・クラブ」を発見。
その後、フランスやアメリカ、オーストラリアにもあるのを知り、5年間に渡って密着して35人以上の「AB / DL」の男性を撮影した。2001年にはそれをまとめた書籍『The Babies』を出版している。
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・得られなかった“愛情”を再現する男性たち
ポリーさんの被写体となった男性のほとんどは社会に溶け込んで日常生活を送っており、トラック運転手や会計士、教師などをしている。しかし、世間ではあまり知られていない「インファンティリズム(幼稚症)」という症状を抱えているとのこと。幼児期に幼児が経験するはずの温かさやケアを受けずに育ったために苦しんできたのだという。
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その失った“愛情”を再現しようと、大人用のベビー服を着て、大人用のおむつをはき、ベビーパウダーをはたく。ポリーさんは素敵な“赤ちゃん”たちの暮らしを記録するだけでなく、彼らの内面をも写し出したのである。
ただ赤ちゃんのふりをしているわけではなくそれぞれがそれぞれに自分を癒しているのだと考えると・・・いろんな人生があるよなうん。もう個展は終わってしまったので、気になる人は書籍をちぇっくりんこするといいだろう。
尚日本未発売。購入は米Amazonから!
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via:Mier gallery / Polly Borland / So bad so good / Amazon.com / Bullett mediaなど / translated by usagi / edited by parumo
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