体の中からニオイを撃退!体臭予防に効果的な食べ物&おすすめレシピ
夏の蒸し暑い気候により、じっとり汗をかきやすいと気になるのが、体臭ですよね。
しかし、汗だけではなく、ダイエットやストレスによっても、体から嫌なニオイが出てしまうこともあります。
体の内側から体臭を抑えるには、食べ物も効果的ということなので、栄養士の横川先生に体臭の原因、体臭予防に効果的な食べ物、おすすめレシピなどを教えていただきました。
体臭の原因
汗

実は汗自体は無臭です。しかし、汗を放置することで皮膚表面にいる細菌(皮膚常在菌)が汗の成分を分解、雑菌が繁殖することで臭いが強くなりやすいのです。
食生活の乱れ

たんぱく質や脂質の摂りすぎは、大腸で消化・ 分解に時間がかかるため、腸内で発酵、腸内細菌のバランスが乱れます。
悪玉菌が多くなると、腐敗臭を放つため、それが汗のニオイの元になると言われています。
ダイエット

急激な間違ったダイエットは、乳酸やケトン体という臭い物質を作るため、体臭の原因になります。
これは代謝機能が正常に保たれていれば出ないニオイです。ツーンとした臭いが気になってきたら要注意。
無理なダイエットしてはいないか、見直すと良いでしょう。
加齢

老化現象の一種。歳をとると「ノネナール」というニオイ成分が出てくることで体臭が臭くなることがあります。
この原因の1つは「酸化」です。古くなった油が酸化して臭くなるように、人の皮脂も酸化すると、臭ってくるのです。
疲労、ストレス

疲労が蓄積すると体がツンとしたニオイを出すことも。これは「疲労臭」と言って、疲労によって肝臓の働きが弱まり、「アンモニア」という成分を分解する能力が低下することで起こります。
またストレスを感じて、活性酸素が増えることも体臭の原因の1つになります。
喫煙

たばこを吸うとニコチンが血液に溶け込み、汗をかくとともに体外に出てくることでニオイを放ちます。
食の欧米化で日本人は体臭がキツくなった!?

最近は食の欧米化によって肉や脂質が多い食事が増え、日本人の体臭が強くなってきたと言われています。
食事が原因な場合、いくら制汗剤などで体表面をケアしても、根本的な解決になりません。
そのため、体臭が気になる場合はこれを機に、体表面のケアと一緒に食事も見直してみると良いでしょう。
体臭の元となる食べ物・飲み物
動物性食品

お肉や乳製品などの摂り過ぎは、便秘やアンモニア臭を放つ原因になります。
脂質

揚げ物やジャンクフードなど脂質の多い食事は、皮脂の分泌が過剰になり、皮脂腺を詰まらせることもあります。
辛いもの

汗が出やすくなり、その汗と雑菌が混ざり合うことでニオイにつながります。
アルコール

体内でアルコールが分解されるとアセドアルデヒドという成分になり、それが血液の中を巡って汗腺に送られると、そこからニオイが出てきます。
体臭予防に効果的な食べ物
食物繊維

ゴボウなどの根菜やきのこ、海藻類は、食物繊維が多く、老廃物を体外に排出することをサポートしてくれます。
抗酸化物質

りんごやブルーベリーなど、ポリフェノールが含まれた食材は、過剰な活性酸素の働きを抑え、体臭予防に役立ちます。
また、抗酸化作用のあるビタミンCやEを含むキウイやナッツ類などもおすすめです。
発酵食品

納豆や味噌、ヨーグルトなどの発酵食品は腸内環境を整え、善玉菌を活性化してくれます。
クエン酸

梅干しやレモンなどに含まれ、疲労の解消をサポートしてくれます。
ビタミンB2、B6

脂肪やたんぱく質の代謝を助ける働きがあります。ビタミンB2は豚肉、ビタミンB6はかつおやまぐろなどに含まれています。
簡単&効果的!体臭予防レシピ

抗酸化&疲労回復に!レモンとはちみつの酢漬け
■ 材料
・レモン(国産):1個
・お酢:1/4カップ
・はちみつ:1/4カップ
■ 作り方
1. 瓶を煮沸消毒し、よく乾かす。
2. レモンはよく洗い、5㎜ほどの輪切りにする。
3. 瓶にお酢、はちみつ、レモンを入れ、軽く混ぜたら出来上がり。
■ ポイント
レモンは皮ごと使うため、国産でワックスがついていないものが良いです。
また、出来たレモンのはちみつの酢漬けは、炭酸水で割って飲んだりすると手軽に利用できます。
さらに砂糖を少し減らしたりして、お酢のレシピに活用するのも良いでしょう。
最後に横川先生から一言

体臭は病的なものもありますが、お食事を整えることで予防・改善もできます。
ぜひ、動物性食品などが多くないか、野菜の摂取が少なくないか、今一度振り返ってみると良いでしょう。
【監修:栄養士 横川 仁美】
プロフィール)
食と健康・美容を繋ぐ「smile I you」代表。
中学生の頃、家族が体調を壊し、やりたい事ができない姿をみる。その中で毎日食べる食の知識を持つことで何かが変わるような気がし、栄養士を志す。管理栄養士を取得後、メタボリックシンドロームの人へ向けた保健指導を中心に、ダイエットサポート、電話相談、雑穀販売等のカウンセリング等を通して、のべ2000人の方に、食のアドバイスに携わる。目の前の人の「今」、そして「これから」を大切にした食の提案を目指している。