セクシーアイドルだった私を怒鳴ってやりたい!:瀬名あゆむ連載109 (2/5ページ)

ブッチNEWS

当時の私は、昔アイドルやっていたことを公式には発表していなかったので。でもボイストレーニングやってたアイドル時代はもう何年も前だったから、まさかここに来て指摘されるとは驚きでした。若い頃の訓練って、意外としっかり残るんだなって実感しましたね。大好きな歌で褒められて、内心すごく嬉しくかったことを覚えています。

あのときの私を怒鳴ってやりたい!

「問題」は、そんなCDレコーディング後に起きました。
 それは、『O.F.A☆21』によるライブが企画されたからです。
 マネージャーさんは「瀬名ちゃん、次はライブだよ! ファンのみんなの前で思いっきり歌えるんだよ!」って笑顔で報告してくれました。『O.F.A☆21』のメンバーの子たちも全員ライブを楽しみにしていたと思います。なのに、私ひとりだけ、こう言ってしまったんです。
「ライブ、出たくない」「ライブ、出ません!」って……。

 そう、「問題」というのは私自身の「問題」だったのです。
 でもなぜ私は「ライブ出たくない」なんてことを言ったのか?
 しかもレコーディングまでしておいて?

 正直に白状します。レコーディングは確かに楽しかったんですけど、その後にまるでアイドルグープみたいにライブ活動までやるのが……すっごく嫌に思えてしまったんです。

 それはやっぱり、かつて自分がアイドルを目指し、そして挫折していたからだと思います。その上でさらに「挫折はしたけど、でも挫折したからAVデビューしたわけじゃない」って気持ちが、実は強くあったからかもしれません。「芸能人になりたいからAVやってるんじゃない、AVやりたいからやってるんです!」みたいな……。

「実は強くあったかもしれません」っていうのは、あのときライブ活動が現実化するまでは、そんな気持ちがなかったからなんです。なのでレコーディングには喜んで参加しました。けどライブやるとなった途端、「アイドルやるためにAV出てんじゃない!」っていう超面倒くさい感情がムクムクムク~~って沸いてきて、どうしようもなくなってしまったんです……!!!
 結局私は『O.F.A☆21』のライブ活動を辞退しました。

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