電気と空気から食料の作成に成功、食糧危機に備えて(フィンランド研究) (2/3ページ)
将来的には、この技術が砂漠などの飢饉に瀕している地域へ送られることもあるでしょう」
VTTフィンランド技術研究センターの首席研究者であるユハ・ペッカ・ピトカネン氏とジェロ・アホラ氏は、今回の研究についてそう説明する。
彼らの見積もりによれば、この方法は今の段階でも光合成より10倍効率的であり、今後は通常の食料生産に匹敵できるようさらなる効率性の改善が目指されるという。
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VTTフィンランド技術研究センターのジェロ・アホラ氏
また将来的に家畜の餌として用いることで、現在飼料を生産している土地を人間の食料生産にあてられるよう解放するようなことも可能になるかもしれない。
さらに従来の食料生産と比べてもいくつもの利点があり、例えば、適正な温度・湿度や特定の土壌の種類など、農業に適した土地を必要としない点も画期的だ。
その効率化に成功すれば、この方法が再生可能な方法を用いて、環境に負荷を与えることなく生産される未来の食料になるかもしれない。
そのころには味の方も研究されていることだろう。