「きょうは行くよ」。NTTコム、東芝の猛攻耐えて今季初勝利! (2/2ページ)
チームとしての甘さがあった」
敗れたSH小川高廣いわく「1対1で勝負すれば絶対にウチが強いはず」という東芝だが、18-14とされていた後半28分ごろ、敵陣ゴール前右のモールから球を失う。
続く32分には、それまで優勢だったスクラムでPR浅原が「(足元が)滑った」と後手を踏む間、反則を取られる。
ノーサイド直前には、向こうのNO8アマナキ・レレイ・マフィのビッグタックルから自陣での攻撃権を消失。途中出場のCTBシェーン・ゲイツにだめを押された。
クライマックスの心理状況を、SH小川はこう振り返る。
「焦りはなかった。早くトライをと、急いではいましたけど」
7季ぶりに復帰した指揮官のもと蘇生を図る老舗の元王者と、リーグ参戦8季目にして加速度的に成長する挑戦者との80分。戦前からの期待通りの接戦となった。FL金の語る勝因がその実相を切り取った。
「全員がシステムを信じ、1パーセントでも相手を上回ろうとしたことが結果につながった」
(文:向 風見也)