SMAP分裂組の3人に寛大な措置?レギュラー番組継続のウラにある”巧妙な計算” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■SMAP分裂組の「レギュラー継続」のウラに秘密の交換条件?

「I女史は3人の独立に関して“芸能界のドン”と呼ばれる大手芸能プロのT社長に相談し、T社長は『すぐに合流するのはよくない』と助言したようです。I女史と犬猿の仲でジャニーズ事務所の実権を握ってるM副社長を刺激しないためにも、合流までに1年以上は期間を置くべきという結論になった。また、3人の仕事は継続するレギュラー番組に限られ、新規の活動はI女史と合流するまで自粛。当面は新規オファーを受けられないのでマネジャーによる売り込みはおろか、マネジメントの連絡先すら公表していない。取材申請に限ってはレギュラー番組のスタッフが窓口になりますが、とても国民的人気タレントとは思えない環境になってしまいました」(前出・芸能関係者)

 やはり独立の代償は少なからずあるようだが、それでもレギュラー番組の継続は寛大な措置に思える。しかし、それにもジャニーズ事務所の影響が色濃く残ることになるという。

「単にレギュラー継続を認めたわけではなく、ジャニーズ事務所は独立後の3人に“取り分”を求めているといわれ、弁護士同士の話し合いが進められているようです。3人は要求をおおむね了承しているとされ、交換条件によって事務所サイドがレギュラー継続を承諾したようです。ジャニーズ時代に獲得したレギュラー番組ですから、独立後であろうと事務所に“還元”すべきという理屈なのでしょう」(週刊誌記者)

 一見すると驚くほど平穏に見えた独立劇だったが、どうやら3人は退社後も鎖につながれたような状態が続きそうな気配。将来的にI女史と合流すれば本格的な活動が可能になりそうだが、そうなれば「I女史憎し」でジャニーズ事務所が牙をむいてくる危険性もある。芸能界の悪しき慣習を打破する独立劇としても注目されていたが、やはり大手事務所からの独立は一筋縄ではいかないようだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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