■中居は今後、ジュリー派のジャニーズとの共演が増えていく？

　一方で注目を集めているのが、中居の今後の動向だ。一時は事務所からの独立を考えていた中居は、結果的に残留したものの、独立の機会をうかがっているという声もある。

「SMAP解散・事務所独立騒動の中心にいた中居ですが、事務所としても現状は稼ぎ頭の一人である中居には残って欲しいという思いがある。それに対して中居は、“残留する代わりに、様々なしがらみを取っ払って自由に仕事させて欲しい”という意向を提示したのだとか。キスマイの切り離しも、中居と話し合って決まったことだとも一部では言われています」（前出・芸能関係者）

　それぞれの思惑をお互いに飲み込むことで、今は事務所とも良好な関係に向かっているようだ。さらに、サービス精神旺盛な中居らしい仕掛けも、計画しているのだという。

「自由になった中居は、これまでタブーとなっていた藤島ジュリー景子副社長（51）管理下のジャニタレと、自身のレギュラー番組で絡んで話題を呼ぼうと画策しているようです。そうすることで番組スタッフに対しての恩返しにもなりますし、何より中居自身が一番面白みを感じているようですよ」（同・関係者）

　今後ジャニーズの中居として、自身の冠番組でどのようなたち振る舞いを見せるのかにも注目だ。

文・佐々木浩司（ささき・こうじ）

※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』（宝島社）など。