鈴木砂羽「土下座強要」騒動で見えてきた芸能村人のかばい合い (2/2ページ)
日野皓正騒動は? 中学生が原因を作ったとはいえ、世界の日野皓正が我を忘れてビンタした。あれはダメで今回のは良い?
今回の騒動を報道する僕ら出版業界でも、同様のパワハラもどきは多々あります。それも良い原稿を書くためだと、言われればそれまでですが、果たしてそれで済んでよいものかという例を挙げてみましょう。
原稿をダメ出しする際、編集長が
・人格否定、人生を否定するぐらい人前で大声で罵倒する
・大勢いる前で、原稿をやぶり捨ててゴミ箱に捨てる
・「その窓から飛びおりろ」と強要
・殴る
などなど、挙げればきりがありません。切ったはったの世界?夜討ち朝駆けの世界?これも自分たちに酔っているかも知れません。甘んじているのかも知れません。
結果、心の病になる者、逃げだす者、多々います。
僕も「俺が新入社員のころはさ、」と言った覚えはあります。だからこそ上の立場になった時、それが出版業界の伝統であっても、僕だけはそんな真似はすまいと思ったものです。
CNNの「まだ世界的に名が知られていないが演技力のある日本の俳優七人」というのがありますhttp://news.merumo.ne.jp/article/genre/1261124
因みに二宮和也、堺雅人、寺島しのぶ、安藤サクラ、吉高由里子、加瀬亮、木村多江です。
もちろん、恩師には厳しくしごかれたでしょう。が、土下座までされられてここまでなったのでしょうか。あるいは土下座をすることで世界に認められる演技が出来るのでしょうか。はなはだ疑問です。
今回の騒動は、何か鈴木砂羽をかばうというよりは、「俺たちがやってきた事は特別なんだ(※確かにそうなのですが)。外野はだまっていてくれ」という抗いがたい空気のようなものが、覆っていて物言えぬ雰囲気になっているのが問題の本質なのではないかと感じています。/文中敬称略/(久田将義)
≪参考文献≫
「女優激場」(ワニブックス)鈴木砂羽
激情家としてももともと有名でした。