天才テリー伊藤対談「原田真二」(2)デビュー曲は拓郎さんも作ってた!? (2/2ページ)
原田 それで最初は拓郎さんがプロデューサーを担当してくださったんですが、デビュー曲に関して拓郎さんからなかなかOKが出ない。しまいには拓郎さんが書くみたいな話になったんですよ。
テリー 拓郎さん、ズルいなァ。「真二は金になりそうだから、俺が書く」と。
原田 いえいえ、そういうことじゃないです(笑)。実際、拓郎さんが書いてくださった曲もすばらしかったんですよ。でも、そこは自分も一クリエーターとして、どうしても譲れないところでもあったんです。
テリー そりゃそうだよね。まったく違う感性の中から出てきていて、自分の世界をしっかり持っているのに、いまさら拓郎さんの世界へは行けないよね。でも、それを突っぱねるのは、なかなかに勇気がいるよね。
原田 ハハハ、そうなんですよ。でも、そんな僕を大里(洋吉)さんがバックアップしてくれたんですよ。
テリー おお、大里さんが!? アミューズの会長さんですよね。
原田 はい。僕のデビューに合わせてアミューズを作ってくれた方なんですが、「これだけカラーの違う曲ができているんだから、やっぱりデビューは真二の曲で行こう」とみんなを説得してくれたんです。それで僕が曲を書いた「てぃーんずぶるーす」がデビュー曲に決まり、しかも3カ月連続でシングルを発売することを決めてくれたんです。
テリー しかも、その3曲が続けて大ヒット、同時にオリコン20位入りする記録も打ち立てましたよね。何から何まで、破格の展開だったですね。