3万人の大観衆の前でスベりまくった芸人の悲劇 (2/2ページ)
もう1回いきましょうか」って。
いや、さすがに3回目はどうかな、って思いながらも、ディレクターに言われた以上はやるしかなくて、いざやってみたら、会場がちょっと変な空気になったんです。
『このコンビ、これしかネタ持ってねえんじゃねえか?』みたいな感じの空気が充満していて。
まあ、何回もやるようなネタじゃないですし、次はがちゃんと漫才とかトークで時間をつなごうかなって思っていたら、ディレクターさんがキャッキャと笑っていて、『やっぱり最高ですね! もう1回やってやりましょう!』って言われたんです。
結局、合計で5~6回は同じネタをやってしまったんです。6回目にはもう、3~4万人のお客さんの中から3人ぐらいしか返してくれなくて。
人の言うことを全部聞くもんじゃないな、って改めて思い知りましたね。まあ、そのディレクターさんには6回ともめちゃくちゃウケていたのが幸いだったのですが、どういうわけか、それ以降、その人から仕事を頂いたことは一度もなくて。
僕の『豚』は何だったんだろう、テレビって怖いな、と思いましたね」
