中国人の「殺し屋X」が日本に潜伏中!? (2/3ページ)
「X氏は中国で殺人などの容疑で逮捕され、死刑判決を受けたと言っていました。見たところ、年齢は40代前半。一見、普通の男ですが、やはり目つきがタダ者ではないと感じました」
前出の捜査関係者が言う。「X氏は、大連のマフィア組織関連のヒットマンだったという話なので、非常に警戒しています」
■大連は北朝鮮の薬物を中国全土や日本に流す“中継基地”
かつて中国・大連に入り、薬物に関する取材をしたという日本人ジャーナリストが、こう言う。「大連は、北朝鮮の薬物を、中国全土ないし日本に流す“中継基地”になっています。現地の某ホテル横には、地元マフィアと協力関係にある日本の“ダミー会社”も数多く入居していると聞きました。私も、現地のマフィア関係者に話を聞きましたが、驚いたことに、このマフィア関係者に張りついていた2人のボディガードは、なんと地元の警官。警察とマフィアが表裏一体、癒着しているんです」
かようにズブズブだからだろうか、「X氏が控訴審の公判で裁判所に行き、護送車で拘置所に戻ったときのことです。護送車が、拘置所の隣の関連建物の前に停車し、警備員が全員黙って車から降りて、どこかに消えたそうです。一人残されたXは、“逃げろ”という暗黙の了解だと捉え、脱走を遂げたということです」(X氏を知る別の関係者)
■偽造パスポートで成田空港から入国か
にわかには信じがたい話だが、“密接交際”の為せる業で、脱獄に成功。かくしてX氏の逃亡劇はスタートしたが、来日するには“入国審査”という高すぎるハードルがある。どのようにして密入国を遂げたのか?「知り合いを通じて、ある在日中国人のパスポートと利用者登録証を拝借。堂々と自動化ゲートをくぐり、成田空港から入って来たそうです。もちろん、パスポートの顔写真は自分のものに貼り換えた。また、指紋照合の際は、自分の指すべてに、成りすました在日中国人の指紋を取ったフィルムを貼りつけて、審査を通過したそうです」(前同)
成田空港では、6年前から、従来の対面審査の混雑を緩和すべく、すべて機械が審査する“自動化ゲート”の運用を開始。