とにかく何か答えるべき? 面接で回答に困って「わからない」と言ったことがある人は約1割
就活の面接で、答えられないような質問をされると焦ってしまいますよね。「わからない」と正直に答えるか、とにかくなにか答えるか、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか? そんなとき、正直に「わからない」と答えたことがあるかどうか、就活経験者のみなさんに聞いてみました。
■就活の面接で回答に困った質問に「わからない」と正直に答えたことはありますか?
ある……24人(9.6%)
ない……225人(90.4%)
「わからない」と言った経験がある人は1割弱でした。続いてそれぞれに詳しい理由を聞いてみました。
■そう思う理由を教えてください
<「わからない」と答えたことがある人の意見>
●ごまかすよりもいいから
・正直に答えたほうがいいと思うから(男性/25歳/電機)
・嘘つくことが一番ダメだから(男性/28歳/団体・公益法人・官公庁)
・無理に取りつくろうほうが悪印象になると思った(男性/34歳/金属・鉄鋼・化学)
・ずれた答えをするよりもマシ(男性/31歳/学校・教育関連)
<「わからない」と答えたことがない人の意見>
●なんとか答えを出した
・なんとか頭を回転をさせて話をつないだ(女性/32歳/その他)
・想定外の質問はあったと記憶しているが、ふと思い浮かんだことを話しして、乗り越えた気がするから(男性/27歳/自動車関連)
・自分の答えられる範囲で頑張った(男性/30歳/学校・教育関連)
・ひねり出していたから(男性/27歳/団体・公益法人・官公庁)
●わからなくても何か言おうと思った
・「わからない」が一番言ってはいけないので、何かしら話そうと思っていたから(女性/31歳/その他)
・「わからない」というと印象がよくなさそうだったからとりあえず何か答えた(男性/28歳/運輸・倉庫)
・わからないより何か発言しておこうと思ったから(女性/28歳/その他)
・わからなくても自分なりにこういうことではないかと、考えて答えるようにしていた(女性/23歳/自動車関連)
●テキトーに答えた
・テキトーにうまいことを言った(女性/28歳/小売店)
・株が下がると思ってテキトーに答えたから(女性/27歳/情報・IT)
答えに困る質問で「わからない」と答えたことがある人は、約1割でした。ほとんどの人が、何かしら答えているようですね。
いかがでしたか? 就活の面接では、自分の答えをどのように受け止められるか不安になりますよね。わからないことは正直に「わからない」と答えるほうがよいと考える人は1割程度ということでした。ほとんどの人は何か答えようとしているようなので、困った質問をされたときも自分なりに何か意見を言ってみることが大事なのかもしれませんよ。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年9月
調査人数:就活を経験した社会人男女256人