森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 小池知事の次の敵は喫煙者 (2/2ページ)
私は橋下徹氏とは意見が違うが、彼が大阪府知事をやっていた時代には、自らの報酬だけではなく、議員や職員の報酬カットにも踏み切った。筋は通っていたのだ。
知事報酬のカットだけでは、財政面での効果は、ほとんどない。それなのに議員や職員にはいっさい手をつけないというのでは、小池知事の東京大改革というのは、単なるパフォーマンスにすぎないことになってしまう。
それでも、密室政治を公開に持っていった功績は大きいという意見は根強い。それでは、例えば、いまだベールに包まれたままの「築地は守る、豊洲は活かす」という方針の具体的な中身は、どうなっているのか。
小池知事が第一に位置付けているのは、都民ではなく選挙、あるいは、権力そのものなのではないだろうか。