新ドラマ「明日の約束」で考えたい“非行少女”たちの実態 (2/2ページ)
「世間では、そういう子たちは単に“遊ぶお金ほしさに身体を売る非行少女”とみられ、そうなった背景を考えて助けなくてはというふうにはなかなか動かないのが現状。ましてや、法律違反とわかりながら買う男性はごまんといるわけです。痛みを共有することができない社会の中で、行政支援を進めるべきだ、という声はなかなか上がってきません」
例え非行少女を目にしたとしても、普通はこれくらいの年になれば分別がつくだろう、自業自得だとそういった考えで見放してしまう世の中で、望まぬ妊娠をしてしまったり、さまざまな事件の被害者や加害者になってしまったりということが絶えないのが現状だと、前出の代表はいいます。
10代の子どもたちを考えるとき、まずは、自分の価値観にとらわれることなく、目をそらさず実態を知り、そして、周囲の子どもたちのSOSに耳を傾けようと意識してみることが大切なのではないでしょうか。