綾瀬はるか&高畑充希の”バトンタッチ式典”で見え隠れする若手女優の世代交代 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■米倉のバーター説も浮上した武井咲の大健闘

 今回の高畑と綾瀬と同じようパターンが、今期では別の枠でも起きているようだ。それが木曜9時枠の『黒革の手帖』(テレビ朝日系)で主演をつとめた武井咲(23)と、10月からスタートする『ドクターX~外科医・大門未知子~』(同)に出演する米倉涼子(42)である。

「こちらも高畑と綾瀬のように、二人共同じ事務所のオスカーです。こちらは公式なバトンタッチが行われてはいませんが、オスカーとしては、武井の『黒革の手帖』は米倉の『ドクターX』の準備が整うまでの“橋渡し”的な部分もあったでしょう。現状、業界では『低視聴率女優』というレッテルを貼られがちな武井なので、今回の作品の出演は米倉のバーター的な役割だったとも言われており、さほど期待もされていなかったとか」(前出・芸能記者)

『黒革の手帖』は、過去にも何度もドラマとして放送されてきたため、周囲の期待も薄かったようだが、結果としては予想外のことが起きたようだ。

「周囲の予想を上回り、全話平均視聴率は月9の『コード・ブルー』(フジテレビ系)・『カホコ』に続いて、3位の11.45%を記録するなど、視聴率の面で大健闘した。さらに最終回間際に、武井におめでたい話もあったからか、最終回の視聴率も13.0%と比較的高い数字を記録しました。高畑同様に、武井も先輩の米倉から順調にバトンをつなぐことができたようです」(同・記者)

 10月から新たに始まる様々なドラマは、一体どんな結果となるのか楽しみだ。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
「綾瀬はるか&高畑充希の”バトンタッチ式典”で見え隠れする若手女優の世代交代」のページです。デイリーニュースオンラインは、高畑充希綾瀬はるかエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧