【プロ野球】昨季のCSファイナルを振り返って検証。広島は今季も日本シリーズに進出できるか!? (2/2ページ)
■総括:DeNAとの対戦は避けたい!?
昨季と今季の広島で大きく違うのは先発陣の経験。黒田博樹が引退し、さらにはジョンソンが本調子ではなく、20代の投手に先発マウンドを任せる試合が多くなる。野村佑輔、岡田明丈らが昨季の経験を生かせるか。薮田和樹がシーズン通りの投球ができるかなど、不安定な要素はまだまだ多い。
ただし、打線の粘り強さや畳みかけは信頼できる。昨季は鈴木誠也がやや苦しんでいたが、周りが補って余りある活躍。特にベテランの新井貴浩やエルドレッドは、気持ちが空回りする投手を的確に捉えることができ、今季もここぞの場面で大きな仕事をやってくれるだろう。
早く優勝が決まったことでリリーフ陣もしっかりリフレッシュできるはず。3位はDeNAと巨人のデッドヒートになっているが、もし、いずれかと対戦することになれば、リリーフ陣は広島にアドバンテージがありそうだ。
ただし、今季もDeNAはあなどれない。広島は9月20日時点で、巨人戦は16勝7敗、阪神戦は14勝9敗1分と大きく勝ち越しているが、DeNA戦は11勝12敗と五分。特にロペスは今季広島戦で打率.351、6本塁打と大爆発しており、筒香嘉智も広島戦で3割を超える打率をマークしている。
広島打線はDeNA投手陣を苦にしてはいないが、願わくば巨人、阪神とファイナルステージを戦いたいところだろう。
文=落合初春(おちあい・もとはる)