新SMAP:新しい地図に騒然?芸能界の“プロダクション至上主義”に風穴か
ジャニーズ事務所を退所した元SMAPの香取慎吾(40)、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)が9月22日、公式ファンサイト『新しい地図』を開設し、今後の展開を発表して話題沸騰だ。芸能事務所を退所したら「2年間地上波に出られない」という暗黙のルールや、テレビ業界にはびこる事務所至上主義を打ち破る活躍を見せられるのか。
■『スマステ』終了の香取慎吾には賛辞殺到
SMAP時のマネージャー・I氏が取締役をつとめる株式会社CULENとパートナーを組み、22日に公式サイトを開設したSMAP退所組の三人。9月8日に退所して以降、ネット上でも三人の顔写真が解禁され、一部メディアで続々と写真が掲載されている。
そんな中、23日に終了したバラエティ番組『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)では、メインMCをつとめた香取が晴れ晴れとした表情で思いの丈を語り、東京タワーがスマステカラーにライトアップされるサプライズに感無量の様子だった。
視聴者からも「胸熱」「大好きだよ!」「すごいよ、慎吾」「16年間毎週の生放送、本当にお疲れ様でした」と賛辞が殺到した。
今後三人は、11月2日に「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」(AbemaTV)へ出演することが決定済み。同番組を通じて香取はインスタグラム、稲垣はブログ、草なぎはYouTubeを解禁する予定。開設されたツイッター(三人全員開設)や各SNSのアカウントには、すでに多数のフォロワーがついている。
新しい発表を行う度に話題沸騰の現状は、天下のジャニーズ事務所を退所していることを考えると異例の事態だ。
「とはいえ三人の人気を考えれば当然の結果と言えるだろう。これを機に、I氏と組んで新しいことをドンドンやるつもりのようだ。このままだと、ジャニーズの幹部候補と目される木村拓哉(44)の存在は俄然薄くなってきそうだ」(報道関係者)
香取たちの動きに負けず劣らず、所属事務所で騒動を起こしてなお活躍する女優の一人がのん(24)だ。前所属事務所であるレプロエンタテインメントとの騒動が今なお未解決ながら、本名の能年玲奈から改名して活動を続けている。
実写映画や連ドラへのレギュラー出演こそ実現していないが、CMや広告には引っ張りだこ。アニメ映画『この世界の片隅に』では、主演を演じて大ヒットに貢献するなど健闘中だ。
「事務所とモメるタレントは、どんなに世間の支持が強くても、起用されにくい。しかし、SMAPの退所組が今以上に地上波で活躍できれば、業界の変化のきっかけになるかもしれない」(前出・報道関係者)
芸能界に蔓延する事務所至上主義に風穴を開けられるのか。香取ら三人の活躍に注目だ。
- 文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
- ※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。