【プロ野球】松井裕樹(楽天)は自責点2。リリーフ投手・登板数&防御率&WHIPランキング。終盤の支配者は誰だ (2/2ページ)
■やはり広島、阪神のリリーフ陣が傑出
登板数、防御率ともに光るのは広島&阪神勢。特に防御率では上位10人中7人を2球団で占め、リリーフ陣の働きがチームの結果に直結していることを証明している。
WHIP1位はなんと高橋聡文(阪神)。ワンポイントやビハインド時の登板も多く、ホールド数は20で突出したものではないが、隠れたナンバーワンリリーフ投手だ。高橋を放出した中日は歯ぎしりしていることだろう。
阪神ではマテオが42ホールドポイント、桑原謙太朗が41ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを争っている。打線も先発陣も飛び抜けてはいないが、リリーフ陣は広島といい勝負だ。
■パ・リーグ登板数ランキング
1位:岩嵜翔(ソフトバンク)/71登板
2位:サファテ(ソフトバンク)/64登板
3位:シュリッター(西武)/62登板
4位:森唯斗(ソフトバンク)/60登板
5位:福山博之(楽天)/58登板
6位:牧田和久(西武)/57登板
7位:武隈祥太(西武)/56登板
8位タイ:鍵谷陽平(日本ハム)/55登板
8位タイ:嘉弥真新也(ソフトバンク)/55登板
8位タイ:黒木優太(オリックス)/55登板
■パ・リーグ救援防御率ランキング(45登板以上)
1位:松井裕樹(楽天)/防御率0.36
2位:福山博之(楽天)/防御率1.03
3位:サファテ(ソフトバンク)/防御率1.13
4位:マーティン(日本ハム)/防御率1.23
5位:岩嵜翔(ソフトバンク)/防御率1.89
6位:牧田和久(西武)/防御率2.34
7位タイ:平野佳寿(オリックス)/防御率2.53
7位タイ:増田達至(西武)/防御率2.53
9位:鍵谷陽平(日本ハム)/防御率2.56
10位:増井浩俊(日本ハム)/防御率2.64
■パ・リーグ救援WHIPランキング(45登板以上)
1位:サファテ(ソフトバンク)/WHIP 0.69
2位:マーティン(日本ハム)/WHIP 0.71
3位:鍵谷陽平(日本ハム)/WHIP 0.89
4位:岩嵜翔(ソフトバンク)/WHIP 0.97
5位タイ:福山博之(楽天)/WHIP 0.99
5位タイ:増田達至(西武)/WHIP 0.99
7位:松井裕樹(楽天)/WHIP 1.01
8位:牧田和久(西武)/WHIP 1.02
9位:近藤大亮(オリックス)/WHIP 1.05
10位:武隈祥太(西武)/WHIP 1.10
■無冠濃厚も覚えておきた松井裕樹の快投
登板数で目に入るのはソフトバンクと西武。ソフトバンクは先発陣に故障が多い1年だったが、リリーフ陣がフル稼働で補完し、見事にリーグ優勝を決めた。西武もここ数年のリリーフ陣の不振を吹き飛ばし、来季も期待できそうだ。
防御率ランキングでは松井裕樹(楽天)が圧倒的トップ。WHIPは7位だが、ランナーを出しても還さない投球ができており、今季の自責点はわずか2点。サファテ(ソフトバンク)がセーブ数では断トツで、松井は無冠が確実だが、このすさまじい数字は後世に語り継ぐべきだろう。
日本ハムではマーティン、鍵谷陽平がWHIPで好数値。チーム再建の柱になれるか注目したい。
文=落合初春(おちあい・もとはる)