金正恩を狙う「特殊部隊」知られざる実力 (2/4ページ)

日刊大衆

彼らは山岳戦闘、水路潜入、空挺降下といった特殊作戦に必要な戦技を習得しています。さらに、特殊戦司令部の隷下には“白虎部隊”こと第707特殊任務大隊があります。同部隊はソウル五輪を機に創設され、市街地や建物内部での対テロ戦闘のエキスパートです。斬首部隊は、こうした精鋭部隊の中からトップエリートを選抜して創設されるはずです」(陸上自衛隊OB)

■アメリカ特殊部隊最強のSEALs  斬首作戦に備え始めた韓国。だが、実際に作戦が断行された場合、主力となるのは米軍だという。「韓国側には、北朝鮮側に潜伏している軍の情報部やNIS(国家情報院)の内部協力者から得た情報を米軍に提供することが期待されています。新設される斬首部隊は、米軍部隊の支援任務がメインになるのではないでしょうか」(前同)

 それでは、作戦を主導する“米軍版斬首部隊”は、どのような陣容となるのか?「現在の米軍には陸海空軍、海兵隊の4軍に加えて、特殊作戦軍という独立した組織があり、SOCOMと呼ばれています。SOCOMは陸海空軍、海兵隊の特殊部隊を統合して指揮しますので、斬首作戦は、このSOCOMが主導することになるはずです」(軍事ジャーナリストの笹川英夫氏)

 米軍内には、グリーンベレー、デルタフォースなど、さまざまな特殊部隊が存在する。しかし、最強といわれているのが米海軍特殊作戦部隊SEALsだ。「SEALsは、海(SEA)、空(AIR)陸(LAND)の頭文字を取って命名されています。そのことからも分かるように、彼らはあらゆるエリアでの戦闘を極めたプロフェッショナルです。8つのチームに分かれて世界中に展開していますが、韓国に駐留しているのはチーム5です。斬首作戦に、このチーム5が参加することは確実ですね」(前出の陸自OB)

 加えて、SEALsの中でも最精強と呼ばれる“チーム6”も、合流する可能性が高いという。同隊は、1979年にイランで発生した米大使館人質事件を機に創設され、総兵力は約200人とされる。2001年にウサマ・ビンラディン氏を急襲した“ジェロニモ作戦”の中核を担った。

「チーム6はDEVGRU(海軍特殊戦開発グループ)とも呼ばれ、SEALsから独立しています。

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