嫉妬・束縛・幽閉…。戦国一のヤンデレ夫、細川忠興の愛が重すぎて重すぎて。 (3/3ページ)
「鬼の女房には蛇がお似合いでしょう」
細川家史『綿考輯録』に残る逸話ですが、なんともはや、恐ろしい夫婦ですね。
他にも色々やらかした忠興さん忠興のヤンデレエピソードには、他にも次のような話が伝わっています。
玉子が秀吉に見初められることを警戒し、「秀吉の誘惑にのるな」という文を戦場からしつこいくらい送る。 「留守中に妻の名誉に傷がつく危険が生じたら、妻を殺し、お前も自害しろ」と家臣に命じる。 関ヶ原の戦いの際、玉子が自害したにも関わらず、嫡男の妻が生き延びたことに激怒。離縁しろと迫る。 離縁を拒否した息子を廃嫡する。忠興さん、やりたい放題です。

ふたりが新婚時代を過ごした勝龍寺城跡
今回ご紹介した逸話のなかには後世の創作が含まれるかもしれません。創作ではないにしても、玉子への愛情ゆえではなく、一大名としての利害や誇りに基づいた行動だった可能性もあります。
しかし、忠興の「正室」は、生涯に玉子ただひとりだけでした。忠興は多くの側室を持ちながらも、玉子を喪ったからといって継室を迎えることはなかったのです。忠興の行動の理由が何であったにせよ、「玉子にこだわり続けた」というのが事実だと思えます。
とはいえ、いくら愛していても、嫉妬や束縛が過ぎて相手の気持ちが離れていくのは、今の時代にも通じることです。現代を生きる皆さんは、くれぐれもご注意を。
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