田中みな実、業界評価が急上昇?三十路を迎えてようやく得た”バランス感覚”

デイリーニュースオンライン

Photo by Khánh Hmoong(写真はイメージです)
Photo by Khánh Hmoong(写真はイメージです)

 今月26日放送の情報番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、フリーアナウンサーの田中みな実(30)が過去の恋人に対する思いを語り、話題を呼んでいる。

 元カレに対する話題で田中は「(自分は)幸せになってほしいと思います。やっと最近、そういうふうに思えました。ようやく……ちょっと時間がかかりました」と発言。かつて結婚間近と言われて破局した、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾(34)との恋の終わりを匂わせた。そんな田中に出演者の北斗晶(50)が「いいの見つけなさいよ」とエールを送ると、「そうですね……。次こそは」と答え、拳を握るポーズを見せた。

 田中といえば、過日発売された女性誌『an・an』(マガジンハウス)の表紙を飾り、セクシーな美ボディーを披露したことでも話題を呼んでいる。最近はそういった吹っ切れたような様子に注目が集まっているようだ。

「田中はフリー転身後も、藤森との交際やバラエティーでのぶっちゃけぶりなど、話題に事欠かない女子アナです。しかし藤森との破局で、“捨てられた女”としてのキャラクターが定着したせいか、近年ではプライベートの“闇”を明かすこともありました。また、フリー転身後に担当したレギュラー番組がことごとく当たらず、次々に終了してしまうという状況もありました。こうした時期を経て、若さやぶりっこキャラだけでは乗り切れない部分を見つめ直してきたのかもしれませんね」(芸能関係者)

■キャラクターと本性とのバランスが大事?

 さらに、これまでの田中のキャラクターはあくまで表向きのキャラクターだったと記者は語る。

「現場スタッフの間では、真面目で頭の回転も早く、アナウンサーとしてのスキルも高いと評判でした。ただバラエティなどに出る際には、アナウンサーとしてだけでなく、何かしらのキャラクターを付けなければいけません。田中はビジュアルも良かったため、早くから様々な番組に起用されたので、“付け焼刃”的にぶりっこキャラを演じていたのだとか。かつて“ぶりっ子キャラ”で注目を集めたTBS出身の小林麻耶(38)も、そういったことで苦労したアナウンサーの一人です」(芸能記者)

 小林の妹で同じくフリーアナウンサーであった小林麻央(享年34)の闘病に、つきっきりで身の回りのサポートをしていたことが報じられているように、小林のぶりっ子キャラも一種の“演出”だったとも言えそうだ。

「ぶりっ子キャラと、実際の本人のキャラクターとのバランスが取れてきた田中は、昨年からお昼の情報番組『ひるキュン!』(TOKYO MX)のMCを務めています。東京地区のローカル番組ではあるものの、月曜から金曜までの帯で番組を持つことは、現在飽和状態にあるフリーアナウンサー界隈ではかなり大変なこと。こうしたところからも本人のスキルの高さに、業界からの信用が垣間見えます。また、他のレギュラー番組もいくつか持っており、今では仕事が順調になってきているようです。現在では業界からの評判もより良くなり、今後オファーは更に増えそうです」(同・記者)

 30歳を迎え、大人の女性としての色気と無理のないキャラクターを身に着けた田中は、さらなる活躍を見せてくれるかもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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