阪神ファンが泣きながら語る「狩野恵輔の引退試合」と「安藤優也の意地」! (2/2ページ)
「有名な話ですが、2011年頃、安藤が乗ったタクシーの運転手が阪神ファンで、だけど客が安藤であることがわからず『安藤はもうダメですね』と言った。その後、自宅までの間ずっと、自分に対するバッシングを聞かされ、かなりヘコんだそうです。しかし、それをバネに安藤が返り咲いた。ベテランの中継ぎとして、福原(忍)と共に、ブルペンを支えてくれたんです」(前出・スポーツライター)
9回2アウト。マウンドには安藤が、マスクはもちろん狩野だ。打者の広島・堂林翔太を空振り三振に打ち取り、ゲームセット。
「最後の場面で09年の開幕バッテリーですからね。しかも、それが2人がもがき苦しんだ二軍の試合だっていうのがいいじゃないですか」(前出・スポーツライター)
阪神は今、シーズン2位に向けて負けられない試合が続く。それは、安藤の引退試合をする状況ではなくなる可能性があるということ。スポーツライターは目をうるませながらこう言う。
「それでもいいんじゃないかと思えるほど、これまでの苦悩だとかが救われた、完璧な引退試合でしたよ」