「半濁点」ってどうして生まれたの?半分濁ってるわけではないのに。元々は外来語表記の為? (2/2ページ)

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だから「パ行」を表す文字や記号がなくても、それが当たり前で特に大きな問題にはならなかったのです。

アクセントを表すための記号から発明された「半濁点」

しかし外国語が入ってくるとなると、話が少し違ってきます。この問題を解決するためには、濁音を表す濁点「゛」が発明されたのと同じように、半濁音を表記するための記号が必要となりました。

そこで新たに発明されたのが、元々は清音(濁らないカ行、サ行など)の「四声」つまりアクセントを表すための記号から発明された半濁点「゜」だったというわけです。

近年でも言語学や一部の外国語を学ぶ場などでは、濁音の「が(ga)」と鼻濁音(『私が』と言うときの『が(nga)』のような鼻に通る濁音)を区別するために、鼻濁音の「が」を「か゜」と表記することがあります。

この半濁点の発明により、日本語はEuropa→えうろっぱ(ヨーロッパ)、capa→かっぱ(合羽) のような外来語の導入に無事成功します。

「パ行」の音に関しては、実は他にも秘密があります。「ガ行→カ行」「ダ行→タ行」のように、全ての濁音には対応する清音が存在します。しかし「バ行」に関しては「ハ行」ではなく、半濁音である「パ行」が対となるのです。

どうしてこうなったかは、またの機会に。

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