【プロ野球】神か? 救世主か!? 代打起用に応えた「切り札」はこの選手たちだ!(セ・リーグ編) (2/2ページ)
■冷静かつ勝負強い新井貴浩
さすがの勝負強さを見せているのが新井貴浩(広島)だ。シーズン打率.292も上々だが、代打では.323と、それ以上のアベレージを残している。しかも、代打での8四球はリーグトップ。緊迫した場面でも冷静にボールの見極めができている証にほかならない。40歳のベテランが、まさに「不惑」の打席を実現していると言えよう。
■確率は低いが、当たれば値千金の大松
大松尚逸(ヤクルト)は代打打率.152。このランキングの中では最下位ながらも、リーグ3位の11打点を挙げている。また、2本の代打ホームランは、いずれもサヨナラ弾。その反動というわけではないだろうが、17三振はリーグ最多となってしまった。三振を恐れず、常に「狙って」打席に立っているということか。対戦するバッテリーとしても、大事な場面で振ってくる打者は怖いもの。今後も、豪快な一打に期待したい。
■代打ホームランキングはバティスタ
ちなみにリーグ最多の代打本塁打を記録したのは、ここにはランクインしていないが、バティスタ(広島)だ。代打では7安打(31打数)で、その内訳は、6月3、4日に放った2試合連続代打アーチ(1軍初打席から2打席連続本塁打でもあった)を含む本塁打4本、二塁打1本、単打2本。6月に支配下登録されてからの出場だったにも関わらず、トータルでも11本塁打と破格のパワーを見せつけた。
最近は、「カタコト通訳」でおなじみのクレートさんとともに上がるお立ち台でのヒーローインタビューも大人気。個性的な実力者が多いことも広島の強さの一因だ。
文=藤山剣(ふじやま・けん)