家族が教えてくれる、「会社のための人生」をやめるヒント (2/2ページ)
しかし、普段会社で仕事ばかりしていると、「その会社に最適化した人間」になってしまい、本来、人間として大事にすべき部分を失くしてしまうこともあります。
でも、もし家族がいるならば、家族が自分でも知らなかった自分の新たな魅力を指摘してくれることがあるはず。良典さんは、加奈乃さんにたくさんの才能を発見してもらったといいます。
また、夫婦で好きなものを紹介し合い、それぞれに興味を抱きます。お互い知らない世界に踏み出すわけですから、そこに新たな発見があることは間違いありません。
自分の思わぬ才能を掘り起こしてくれるのは、自分ではなく家族です。もし自分に限界を感じているならば、家族と話す時間を作ることが大事なのかもしれませんね。
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なんとなく遅い時間まで働かないといけない。働けば働くほど評価される。そんな時代はもう終わりつつあります。それでも仕事を最優先しなければいけない理由はなんでしょうか?
本書には家族を大事にする生き方にシフトすることでどのようなことが起きるのかが書かれています。
仕事よりも家族を優先することで、生活が苦しくなるのでは…? と考えてしまう人もいるでしょう。しかし、赤城夫婦は、家族を優先する生き方は「自分らしく生きるために収入や豊かさを捨てる」という「ダウンシフト」ではないと述べます。
例えば本気で家族の時間を確保する中で、効率を考えて仕事に取り組んだり、「これは本当に必要か?」という視点を身に付けることは、周囲からの評価につながるはず。また、思いきって、家族との時間のために在宅でもできる仕事に変えてしまう手段もあります。
もちろん仕事は大事。でも、今やっている仕事だけが全てではありません。本当は高収入を得られるスキルを持っているのに、目の前のことに忙殺されて視点を変えられないのであれば、これほど勿体ないことはないでしょう。
そんなときに、あなたの可能性を気付かせてくれるのが家族だったりするのです。
赤城夫婦は「人間にとって、家族は『根っこ』」だと言います。自分という人間の可能性を広げるために、家族の存在に目を向けてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)