アイクぬわら「目指すはアメリカ人最強のエンターテイナー」 (2/2ページ)
僕、9歳からITを勉強してて、ITの資格を4つくらい持ってるオタクなので、知識は豊富だったんですよ。
それで会社のある東京に引っ越した後、働きながら日本語や日本のお笑いを勉強して、いずれは会社を辞めてお笑い一本で行こうと考えていましたね。2011年にお笑いグループ「超新塾」の新メンバーオーディションに合格して芸能界入りするまで5年かかりましたけど、もしあのときコマツさんに出会ってなかったら、今ここにはいなかったかもしれないですね。
今年で芸歴6年、来日してから11年。僕はアメリカ人だから、当然、心も考え方もアメリカ人なんですけど、この間久しぶりに帰国したら、自分でも驚いたことがあったんです。実家でお母さんが「新しい車を買ったよ」って言ったとき、僕、何のためらいもなく「へえ~」って返しちゃったんですよ。そしたら、「へえ~って何よ! あなた、頭おかしいの?」って怒られて(笑)。アメリカ人はそういうとき「オー、リアリー?」って言うんです。「ああ、いつのまにか日本人の心になってるんだなあ」って思いましたよ(笑)。
でも、日本の生活がイヤでアメリカに帰りたくなったことは一度もないですね。めちゃくちゃ頭は使いますけど、自分じゃない言語で自分じゃない国の人たちを笑わせることはホントに楽しい。だから、今後も日本でずっと仕事をしていきたいですね。そのためには、誰もが認める自分のキャラを早く確立して、テレビやラジオ、ライブなどで、僕自身の力で面白いことを進行できるようになりたい。目指すはアメリカ人として最強のエンターテイナーですね。
アイクぬわら(あいく・ぬわら)
1986年6月5日、アメリカ合衆国ニューヨーク州生まれ。大学を2年飛び級して20歳で卒業した後に来日。証券会社ゴールドマン・サックス勤務を経て、2011年にオーディションを勝ち抜き、お笑いグループ「超新塾」に加入。ボイスパーカッションをするリズムネタで注目を集め、現在はピンとしても多方面で活躍中。