「エルシャラカーニ」山本しろうの誕生日プレゼントが毎回ちょっとズレている (2/3ページ)
そんなこともあって、次の年はさらに気合を入れていたみたいで、しろう君から『あの、ちょっと相談したいことがあるので、4月4日を空けておいてくれませんか?』って前もって言われていて。
ライブから戻ると、後輩がみんな揃っていて、『絶対に言わないで、当日にケンキさんを驚かしてやろうと思ったんですよ。
お誕生日おめでとうございます!』ってサプライズっぽく祝われたんですけど、僕、誕生日が4月3日なんです。
しろう君が日にちを間違えていたんですよ。『いや、昨日だったけど』『あ、またやっちゃった!』って。
3年目は普通にプレゼントをもらったんですよ。低反発のマットレスを。
『ケンキさんには絶対あれがいいよ』って感じで、みんなからお金を集めて買ってくれたみたいなんですけど、僕、ダブルの布団じゃないと寝られなくて、家のベッドはダブルなんですよ。でも、しろう君がくれたのはシングルのマットレス。僕の家に来たことなんて何度もあるし、絶対に知っているはずなんですけどね。
『え、じゃあ、これどうします?』って言われて、『まあ、もらったからには受け取るよ』と答えて、結局、僕はそれをドンキホーテに持っていって、返品してダブルにしてもらったんですよ。
初めてですよ、自分の誕生日プレゼントに追加料金を払ったのは。
ここ最近、僕は1年ぐらい仕事を休んでいたんです。
母親が倒れてしまって、そのために浜松にある実家へ行ったり来たりしていたんです。
ちょうどその時期と誕生日が重なっていたので、しろう君には『今年はいいからな。今はおふくろのことでそれどころじゃないし』って、あらかじめ伝えておいたんです。
そうしたら『分かってますよ』という反応だったんですけど、いざ誕生日が来たときに、しろう君が僕のもとにやって来て『すいません。今年は誕生会とかはやらないですけど、みんなで少しずつお金を集めたんで、よかったらこれを使ってください』って言って、3万円分くらいがチャージされたSuicaをくれたんです。
僕が毎週毎週、新幹線で浜松まで行ったり来たりしていたことを知っていたみたいで、これを使ってください、って。僕、涙が出そうになって。