【プロ野球】黄金時代に暗雲!? 絶好調のカープに迫るFA流出危機……。丸佳浩ら主力選手のFA権取得はいつ? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■来オフは丸がFAの目玉に!

 気になる今オフの情勢だが、FA権を取得しているのは新井貴浩、石原慶幸などのベテラン勢。流出はまずないと言っていいだろう。

 最初の激震は2018年オフになりそうだ。順調に行けば丸佳浩がFA権取得の予定。各種スタッツが良好で走攻守三拍子揃った外野手は、どこの球団も欲しい存在。カープファンは今オフ、複数年契約を結んでほしいと願っているはずだ。

 来季は松山竜平にも注目したい。今季も打率.326、14本塁打、77打点の成績を残しているが、選手層の厚いチーム事情から規定打席には至っていない。今季の推定年俸は4000万円で、今オフの契約更改の相対内容次第では、人的補償の必要がないCランクに留まる可能性もある。そうなれば、指名打者のあるパ・リーグを中心に争奪戦が繰り広げられることだろう。

■菊池はポスティングもあるか!?

 次いで2019年オフには菊池涼介が国内FA権を取得するが、ここも要注目だ。かねてより菊池の広大な守備範囲にはメジャー関係者も目をつけており、ポスティングでの移籍もあり得る。内野では西川龍馬などの若手もメキメキと頭角を現しており、球団としてもある意味では「売りどき」がくるかもしれない。

 となれば、国内FA権取得に先駆けて2018年オフにポスティング移籍することも考えられる。

 會澤翼もじわじわとFAに近づいており、2019年オフが最短。今季は石原慶幸に代わって第一捕手に名乗りを上げたが、もし流出すれば大事故に繋がりかねない。しっかりと下の世代を整えておきたい。

 若き4番・鈴木誠也は遥か先の2022年。それまで活躍し続けることができれば、移籍先は巨人でも阪神でもなくメジャーになるのではないだろうか。少なくとも5年間は国内の他球団にかっさらわれる恐れはない。若いとはいいことだ……!

文=落合初春(おちあい・もとはる)

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