Google傘下のAI企業が対戦データなし、自己学習のみの囲碁AI「AlphaGo Zero」を開発。あっという間に世界最強に (2/3ページ)
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image credit:deepmind
囲碁は人が数千年も昔から遊んできたゲームであるが、一から始めたコンピュータープログラムはものの数日で史上最強のプレイヤーになったのだ。
最初は人間の初心者と同じであったが、あっという間に腕を上げ、これまでの常識を覆す定石や新手を編み出しさえした。
人工知能の研究は、音声認識や画像識別から遺伝子学や新薬開発までのさまざまな分野で急速な発展を遂げている。多くの事例では、人間の膨大な専門知識やデータにテコ入れするシステムが採用されているが、人間の知識には高価すぎる、信頼性に欠ける、あるいは単に存在しないという問題がある。
そこでこの段階をパスして、人間の知識がなくても高度な領域で超人的なパフォーマンスを発揮できるアルゴリズムの研究が行われている
(ディープマインド社)
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AlphaGo Zero: Discovering new knowledge・これまでのデータを継承することなしに学習するAI
AphaGo Zeroはこの目標へ向けた重要な一歩と見られている。そして開発者は同様の技術を応用して、将来的に現実における主要な問題に取り組めるようになると確信している。
例えば同様の技術が、たんぱく質のフォールディング、省エネ、新素材の開発といった別の問題に応用されるようになれば、それによるブレークスルーは社会を大きく変えるだろう。
だがそれは有限のルールで成り立っているAlphaGo Zeroの開発よりもずっと難しい課題であろう。だがいつの日か、そこに到達する日が来るのかもしれない。