由伸巨人、空前絶後の「粛清と補強」 (2/3ページ)

日刊大衆

一人も20本塁打を放った選手がいないのは、12球団でロッテと巨人だけだった。「1点差のゲームで13勝27敗。リーグ1位の広島は30勝21敗、2位の阪神が26勝16敗ですから、絶望的な勝負弱さです。リードされると、巨人打線はとにかく淡泊で早打ちが増える。それも坂本勇人、長野久義、村田修一、陽ら主力に顕著です。広島のようにファウルで粘ったり、四球を選ぶという姿勢がないんですよね」(前同)

 野球評論家でV9戦士の黒江透修氏は、チームにこう苦言を呈する。「漫然と来た球を打って、大事な場面で簡単にゲッツー。作戦なんか、ほとんどない。すべてを選手に任せきりにしてる。ヘッドコーチを変えなきゃダメだね。村田(真一)じゃ、なんの役にも立たん。ベテランとのパイプ役なんか必要ないよ。ヘッドには作戦を立てられる人物を持ってこなきゃ。井端(弘和)が参謀やらなきゃダメ。原(辰徳)が辞めて、由伸が監督になったときのOB会で、誰もが驚いたのは村田がヘッドに就任したこと。“おお、お前、クビじゃなかったのか?”って面と向かって言われてたよ」

 しかし、巨人が10月10日に発表した来季の一軍コーチ陣の筆頭には〈ヘッド兼バッテリー村田真一〉の名が……。村田ヘッドは残留したが、シーズン中、プルペンに降格された尾花コーチは編成本部アドバイザー、江藤智打撃コーチはファームへと飛ばされることになった。江藤コーチに代わり、来季から打撃部門の責任者に就任するのは吉村禎章氏。「打撃総合コーチの肩書で、7年ぶりに巨人に復帰。07年と12年に女性問題が報じられましたが、身辺はきれいになったということでしょう」(専門誌記者)

■阿部慎之助に4番は厳しい  打撃陣の立て直しが急務だが、問題はやはり4番。今季、4番で最も多く出場した阿部慎之助の去就は、由伸監督の中では決まっているという。「阿部に4番は無理。6番を打たせる、というのが由伸の構想。阿部自身も内心では、もう4番は厳しいと分かっている。ただ、代わりに誰が打つんだ、というプライドもある」(巨人軍関係者)

■ジャイアンツの外国人枠に問題が!?  “目玉”となるのは、やはり大砲。そこで浮上したのが、中日を退団するアレックス・ゲレーロだ。「来日1年目ながら35本を打ち、ホームラン王のタイトルを獲得。

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