由伸巨人 30億円超「金満補強」の大号令!(1)岡本の守備位置さえ不透明 (2/2ページ)

アサ芸プラス

「特に15年ドラ1入団の岡本は、今季は『7番レフト』で開幕スタートしましたが、結果を残せず、わずか1カ月でファーム落ち。育成するのであれば来季こそ本来のサードでレギュラーを競わせたいところですが、由伸監督はいまだに『サード以外に一塁も外野もある』と方針がブレている。ポジションすら決まらないため本人のグラブも定まらないようです」

 同じく3年目の捕手・宇佐美には、小林誠司(28)が打率2割5分をキープできれば正捕手として固定するため、コンバート案が浮上している。

「来季フル出場を望めない阿部慎之助(38)を兼任コーチとし、代打に専念させて宇佐美を一塁にコンバートするプランが出ている。が、11月からの『アジアプロ野球チャンピオンシップ』に捕手で招集されており、はたして開幕までに急造一塁手が間に合うかどうか」(前出・巨人番記者)

 この「強化」プランにはスポーツ紙デスクも懐疑的だ。

「ジャイアンツ球場で行われている秋季練習で由伸監督は『1.5倍スイング』を掲げて打撃力アップを図っている。その数字の根拠は、チーム本塁打数の約1.5倍が広島の本塁打数に匹敵するからという単純なものだから驚きます。そもそも秋季キャンプで若手を鍛え上げるといいますが、本来なら就任1年目でやるべきことで、優勝を義務づけられた3年目の集大成としてやる話ではないのですが‥‥」

 西本氏はこう語る。

「秋のフェニックスリーグでは岡本が三塁で出場し、本塁打も放っている。とはいえ、来季再びマギーを三塁に戻せば、岡本は出場の機会がなくなる。また、二塁で使えば今度は吉川がハジかれてしまう。せっかく若手育成の方針を打ち出しても、どこまで選手を我慢して使えるのか‥‥」

 しかも、結果を出す前から持病の“欲しい欲しい病”を発症しているのだ。

「由伸巨人 30億円超「金満補強」の大号令!(1)岡本の守備位置さえ不透明」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 11/2号西本聖ケーシー・マギー高橋由伸巨人スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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