天才テリー伊藤対談「村野武範」(3)ファンに囲まれて路上で大騒ぎに… (2/2ページ)

アサ芸プラス

そのあと、すぐテレビに出られた?

村野 研究所の生徒として1年間やったあとに、NHKの芸術祭参加作品で「走れ玩具」っていうドラマがありまして、そのオーディションを受けろって言われて行ったら、主役に抜擢されました。そのあと「この青春」というベトナム戦争をテーマにした映画で、真面目な夜間高校生の役を演じたら、それを藤田敏八監督が見てくれて、「八月の濡れた砂」という映画に僕を抜擢してくれたんです。

テリー 名作ですよね、僕も大好きです。

村野 その映画の公開がちょうど71年の8月だったんですが、それを「飛び出せ!青春」のプロデューサーが見てくれて、翌年2月から「飛び出せ──」が始まるんです。

テリー トントン拍子で仕事がつながっていったんですね。人気も全国区になると、生活は変わりました?

村野 よく覚えてるのは、ある時、日本テレビの広報部に呼ばれて向かっていたら、高校生の集団に見つかって囲まれたことがありましてね。路上でサインしてるうちにすごい人数になっちゃって、やって来たお巡りさんに「何やってるんだ、キミは!」って怒られたりしてね。

テリー そりゃあ当時だったら、そんな感じでしょう。相当女性にもモテたんじゃないですか?

村野 その時、僕はもう結婚していましたからね。で、忘れもしないんですけど「飛び出せ│」のクランクインは予告編の撮影だったんですが、その日に長女が女房から飛び出してきたというね(笑)。

テリー アハハハハ、よくできた話じゃないですか。

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