大学入学をきっかけに一人暮らしを始める新入生は多いですよね。でも、初めての一人暮らしの場合、いったいなにから準備を始めればいいのかわからないこともたくさんあるのではないでしょうか。家具家電や生活用品など、まずは必要最低限のアイテムだけでも揃えておけば、新生活のスタートダッシュをスムーズに切ることができます。今回は一人暮らしを経験している先輩大学生のみなさんに、大学生が一人暮らしを始める前に購入しておくべきだと思う必需品について聞いてみました。



Q.大学生が一人暮らしを始めるときに買っておくべきだと思うものを教えてください。

1位　電子レンジ　160人（46.1％）
2位　冷蔵庫　159人（45.8％）
3位　洗濯機　144人（41.5％）
4位　炊飯器　135人（38.9％）
5位　包丁、まな板　123人（35.5％）
6位　食器　121人（34.9％）
7位　シャンプー・コンディショナー　119人（34.3％）
8位　フライパンや鍋類　116人（33.4％）
9位　ボディソープ・石鹼　115人（33.1％）
9位　トイレットペーパー　115人（33.1％）

1位の電子レンジと2位の冷蔵庫は、どちらも一人暮らしの必需品です。コンビニやスーパーで出来合いの食事を買ってくるにしても、温めたり、冷蔵保存ができないと不便ですよね。一方でフライパンや鍋が8位と低いのは、自炊を考えていない人が多いからかもしれません。炊飯器の4位は、ごはんだけは炊くという人がいるからこその順位なのではないでしょうか。

ランキング外ですが11位には洗剤、12位には掃除機が入っています。洗濯洗剤は3位の洗濯機を揃えた後に必要になってきますね。もちろん洗濯だけでなく、食器洗い洗剤やトイレ掃除用の洗剤なども購入する必要があるでしょう。12位の掃除機は、一人暮らしの場合ほうきやモップなどを活用して、買わずにすませる人もいるようです。では次に、具体的な先輩大学生の意見を見ていきましょう。

■自炊するかしないかで必需品は違う

「食事は外食などもできるので、正直、自炊に関するものはあまり必要ない。必要になれば買えばいい（男性／22歳／大学4年生）」。こちらのコメントは、自炊しない大学生の思いをまとめています。自分で料理を作ることがない場合は、始めのうちは電子レンジと冷蔵庫さえ揃えておけばなんとかなるのではないでしょうか。ランキング外だと、「電子レンジとケトルがあればなにかしらは食べられます！（女性／20歳／大学2年生）」という回答に代表されるように、すぐにお湯が作れる電気ケトルを選んだ大学生が101人と多くいました。

一方自炊をする大学生は、「健康管理と節約のために自炊は必須（男性／22歳／大学4年生）」と、炊飯器や包丁、まな板なども揃えているようです。6位の食器や8位のフライパン、鍋なども購入しておきたいところですね。

また、これらの必需品を買う時期については「後々買おうと思っていても、1人だと手配が難しかった。大型のものは家族がいないと運べないし、設置の仕方がわからない（女性／21歳／大学3年生）」という意見がありました。大きめの家具家電については、入学までの間に業者や家族の協力を得て設置しておくと、余裕を持って新生活を迎えられそうです。

一方、無理に全ての必需品を入学前に揃えなくてもいいというアドバイスも出ています。「最低限必要なものだけあればいい。逆に、それ以上のものは最初は買わずにあとから必要に応じて買い足すべき（男性／21歳／大学2年生）」という意見がありました。

一人暮らしを始める前に購入しておくべき必需品として、さまざまな意見が出ました。特に「電子レンジ・冷蔵庫・洗濯機」については多くの先輩大学生が利用しているようです。大型の家具や家電は購入してから設置したり使えるように準備するのも手間ですから、できるだけ入学前に準備しておけるといいですね。また、自炊をしようと考えている場合はキッチンで使うアイテムをいろいろと揃えておく必要がありそうです。その他、洗剤やシャンプー、トイレットペーパーなどの消耗品についても忘れがちですが、新居での生活が始まる際に買い置きしておくと役立つのではないでしょうか。これから一人暮らしを考えている場合はこちらの意見を参考に、準備を進めてみてくださいね。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間：2017年9月
調査人数：一人暮らしを経験している大学生男女347人