座間9遺体事件 現代社会が生み出した殺人鬼「平成の大久保清」(2) (2/2ページ)

週刊実話

その時から特に白石容疑者の精神状態が崩れたようで、『死にたい』『何のために生きるのか』などと口走るようになったという。ただ、8月になって一人暮らしをしたいと言い始め、同月21日の契約で件のアパートに入居。あの大久保清同様、そこからわずか2カ月の間に9人を殺害したようなのです」(前出・社会部記者)

 現在、警視庁高尾署に置かれた捜査本部では、遺体の身元鑑定を急いでおり、被害者のものと思われる所持品も多数押収している。
 「白石容疑者の供述通り、部屋からは被害者を昏睡させるために使ったという酒類や精神安定剤、睡眠薬などが見つかっている。またロフトにロープが掛けられていたことから、意識を失わせた後に吊るして絶命させたと思われ、その後、血液反応が出ている風呂場で遺体を解体した可能性が高い」(前出・捜査関係者)

 また、部屋からは庖丁2本、キッチン鋏、のこぎり、錐、千枚通し、ロープ、結束バンドなどが発見され、いずれも血痕が付着していたという。
 「9人中、1人の男性は女性を迎えに行った際に殺害されたと見られ、ほか8人はすべて女性で、いずれも10代から20代。八王子の女性、さらに埼玉県、福島県、群馬県の女子高生が身元として浮上しています。彼女たちに手をかけた理由を、白石容疑者は金銭が目的だったと供述する一方、一部の女性について“性的乱暴を加え殺した”とも話しており、そもそも自殺の相談などするつもりもなかった面も供述から窺える」(前出・社会部記者)

 供述の二転三転によって捜査をかく乱した大久保清に対し、捜査員も驚くほど素直に応答している白石容疑者。狂気に隠された心理やいかに。

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