「お金とは一体何?」 32歳の若き経営者は何と答えたのか (2/3ページ)

新刊JP

それに性格的に努力をしないといけない道を歩いているというか、僕、「人に質問できない病」なんですよ。小さな頃から人に頼れなくて、自分で解決する以外ないというか。

――えっ、なぜそんな過酷な道を?

大成:小さい頃からいじめられっ子だったんですよ。ただ親に心配掛けたくなくてずっと黙っていて、ある時耐えられなくて、自分はいじめられているということを訴えたんですね。そうしたら「え? そうなん? かわいそう」と返ってきて…。

親はそこまで深刻なものではないと思っていたようなんですが、その時に僕はすごく傷ついて、人に頼っちゃダメなんだと強く思ったんです。だから一人で生きていけるように、小学生ながらとにかく身体を鍛えて、筋肉バキバキで、いじめてくる奴らを力でねじ伏せて。

――それは壮絶ですね。

大成:筋肉がつきやすい体質というのもあるのですが、実は『裸の錬金術師』の表紙の写真は僕の身体です(笑)。

――そうなんですか!? お聞きしたいことがあるのですが、大成さんにとって「お金」とはなんでしょう。

大成:結果の「象徴」でしょうか。象徴は一つではなく、労働の対価としてお金が入ってくることもあれば、感謝や口コミかもしれませんし、情報や人脈ということもあります。あくまでそれら象徴の中の一つという風に思っています。

――ビジネスをやっている人の中には「お金こそが正義」と思っている方もいますが。

大成:まあ、0になったらなったで、仙人のような生活をすればいいかなと思っているので(笑)。お金のためにビジネスをやっている感覚はないですね。もちろん必要だけど、最低限だけで生きていけるし。

――では、大成さんが稼ぐ理由は?

大成:呼吸のようなものだからです。経験にお金がついてくる感覚があります。これをやってみたらどうなるんだろうと思って試してみると、お金がついてくる。

――高級なものを食べたいとか、良い生活をしたいという欲求はないんですか?

大成:お金があるからやりますけど、そこまでの貪欲さはないですね。いつでも稼げるので、お金がなくても困らないですし。

――お話を聞いていて、そういうスタンスでいらっしゃるのは、今32歳の大成さんの世代的なものなのかなとも思いましたが。
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