313年前、魔女と言われた女性の顔が復元される(スコットランド) (2/3ページ)
皮膚の層を重ねて復元し、表情をつけて細かい質感を加えたら、次第にどこかで会ったことがあるような、知っている誰かのような顔になりました。・封印の重石をされ埋められていた魔女
今回のエピソードからは、彼女が当時のおぞましい魔女狩りの犠牲者にほかならないと思わざるをえません。ですから、いくら魔女と言われていたからといって、いかにも魔女的な恐ろしいものにする理由もありませんでした。きっと彼女は、本当にこのような優しく自然な顔をしていたのでしょう
リリアスは火あぶりの刑を宣告されたが、執行される前に牢獄の中で死んだ。自殺とも言われている。
彼女の遺体はそのまま海岸沿いの大きな岩の下に埋められた。当時、地元の人々は彼女がよみがえって、人々に憑りつくことを怖れて封印の重石をしたのだろう。
19世紀になると、迷信的な死者の恐怖や単なる古物研究よりももっと科学的な好奇心が勝るようになり、研究や展示のためにリリアスの遺骨が掘りだされた。
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image credit:COURTESY UNIVERSITY OF DUNDEE
・頭蓋骨紛失により写真から再現
その頭蓋骨はセント・アンドリュー大学博物館に送られて、100年以上前に写真を撮られている。だが、20世紀に入ると頭蓋骨は紛失し、写真だけがスコットランド国立図書館に保管されていた。
リリアスを告発した者の記録には彼女の様子が描写されているが、それによると彼女は60代と思われ、体が弱く、視力も衰えていたと推測される。