天才テリー伊藤対談「マギー司郎」(4)憎めないところがズルいんだよなァ (2/2ページ)
テリー 師匠、本当に失礼ですけど、バカじゃないですか?(笑)
マギー そうですかね? 本当は、みんなそうしたいんじゃないかと思うんですけど。それはそれで、楽しく暮らせるんじゃないかなって。
テリー でも、そんなこと言ったって、奥さんが許さないでしょう?
マギー はい。それで別れました。3人で話し合いをしたんですけど、そうすると女性2人が仲よくなるんですね、僕が悪役になってしまって(苦笑)。
テリー そりゃそうですよ(笑)。でも、そういうことをやっても、何か憎めないのが師匠のズルいところですよね。いいかげんな手品をやって怒られないの、たぶん師匠だけですよ。
マギー ああ、僕は手品をやってるようで、実際のところ半分もやってない時もありますから(笑)。最近だと、演歌と手品のコラボっていうのをやらせてもらったんですよ。
テリー それ、何なんですか。
マギー 空っぽの箱の中から女性が出てくるという手品があるじゃないですか。普通だとバニーガールとかなんですけど、そこから着物を着たお姉さんが出てきて、演歌を歌いだすんですよ。それって、新鮮でしょう?
テリー ハハハハ、くだらなくていいですね。
マギー ね、そういうのもアリだと思うんです。誰かがやったことの後追いをするより、そっちのほうが楽しいじゃないですか(笑)。
テリー 師匠、最高です。これからも我が道を進んでください。
◆テリーからひと言
師匠は、本当に昭和の芸人さんなんだな。師匠の青春時代を書籍化してほしいよ。いつか政治家になって、一夫多妻制の法律を作ってください!