貴乃花親方「第二相撲協会」クーデター構想(1)対立姿勢をとる理由とは? (2/2ページ)
巡業に際して主催者側の挨拶を欠いたり、無断で行動するなど反抗的な態度が見られていたやさきの事件でした」
そもそも八角理事長と貴乃花親方の関係はともに横綱経験者ということもあり良好だった。ところが、その関係性に変化が起きたのは、10年1月の相撲協会の理事改選の時だった。前出・相撲部屋関係者が続ける。
「当時、貴乃花親方は二所ノ関一門にいて、序列から本来は、理事に立候補することができなかった。ところが、角界改革を支持する『貴乃花グループ』の若手親方たちを味方につけて当選。二所ノ関一門を離脱して、当時は『貴の乱』と呼ばれた。これに対して、一門の調整や調和を重視するのが、八角理事長です。いずれも角界の浄化という点では目標は一緒ですが、その手法がいわば『保守派』と『急進派』の対立構造になって現在に至っている」