紅白歌合戦「女たちの熾烈バトル」全秘話(3)<直撃3・中村晃子> (2/2ページ)

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ただ、母親はオペラ歌手だったので、それは喜んでくれました。母には戦争で歌手活動が中途半端に終わったという思いもあったので。紅白には父と母が会場に招待され、その前で歌ったことは記憶に残ってる。

──48年生まれですから、20歳の初出場です。

中村 私が? ああ、そうか。仲がよかったいしだあゆみちゃんと同じ昭和23年生まれってことになってたんだ。でもね‥‥本当は3歳サバ読んでて、出た時は23歳だったの。

──まあ、芸能界にはよくあることですよ。紅白の初ステージはいかがでした?

中村 始まる前は呼吸が苦しくなるくらい緊張したけど、いざ歌ってみれば。逆に突っ走れちゃう。右も左もわからない田舎娘だったから、そこがよかったんじゃないかな。

──残念ながら紅白はこの年の1回きり。その後、ドラマ挿入歌としてチャート4位まで上がった「恋の綱わたり」(80年)もチャンスだったんでしょうけど。

中村 うーん‥‥もっと歌がうまければ1位になってただろうし、紅白も狙えたかもしれないけど。

──いやいや、女優の歌心にあふれた佳曲でしたよ。また大胆な歌をぜひ聴かせてください。

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