紅白歌合戦「女たちの熾烈バトル」全秘話(4)<直撃4・GAO> (2/2ページ)
そして同年の紅白出場が決まった時は、「これでやっと親孝行ができる」と思いました。父親には昔からずっと「NHKのど自慢大会で優勝しないと、俺は認めない」と言われていて、それは果たせませんでしたが、「認めるよ」と本当に喜んでくれましたね。
当日、いちばん緊張したのは歌う瞬間‥‥ではなく、番組冒頭。翌年が戌年だったことで、なぜか私の飼い犬・パグのぷーちゃんも出演し、小林幸子さんに抱いてもらうことになったのです。衣装にヨダレが垂れないか、爪をひっかけないかと本当に緊張しました!
ちなみに私の衣装は、オーダーメイドの白シャツが3着。3回着替えたのに誰も気づかず、「衣装にお金がかからなくていいね」と言われました。本当はすごく高かったのに(笑)。
そうした国民的番組に出たからでしょうか、当時テレビを見ていた子供たちが番組スタッフになっていることもあって、数年前からバラエティに呼ばれることが増えました。彼らの記憶の中に私が残っていたことはとてもうれしかった反面、「サヨナラ」ばかり歌うので「新しい曲も歌わせろ!」と思いましたね(笑)。