「初めての有馬記念③」ビギナーだけど万馬券を狙いたい!おすすめの買い方は?

(キャプション)100円を1万円にするのが万馬券を当てるということ。100万円は1億円に!
競馬ビギナーが最初に戸惑うのは、馬券の買い方ではないだろうか。なにせ9種類の馬券があり、その組み合わせは無限大。説明を聞いているうちに面倒くさくなり、「適当でいいか」という気分になるかもしれない。しかし、競馬は自分なりに頭をひねってレース展開を予想し、それが的中したときにアドレナリンがドバーッと出るもの。その快楽を放棄するのはモッタイナイと言える。しかも、万馬券を当てれば、100円が1万円になるというドリームがあるのだ。馬券は100円から買えるので、ぜひこの楽しさを味わってほしい。
というわけで、今回は競馬ビギナーでも楽しめる、「馬券の買い方」を紹介する。
■馬券の種類は? 馬券の基礎知識をおさらい。
馬券は「馬番号」か「枠番号」を指定して買う。「馬番号」は一頭ずつ振り分けられた番号のことで、ゼッケンで確認することができる。「枠番号」は全出走馬を8つのグループに分けた番号のこと。8頭以下なら枠番号=馬番号になる。有馬記念は16頭出場するフルゲートなので、1枠につき2頭が入ると覚えておけばOKだ。

次は馬券の種類を確認しよう。
①単勝(たんしょう)
1着になる馬を予想するシンプルな馬券。
②複勝(ふくしょう)
3着までに入る馬を当てる馬券。買った馬が1~3着のいずれかに入ればOKなので難易度は低いがその分配当も控えめ。
③応援馬券
①の単勝と②の複勝が一緒になった馬券。例えば「キタサンブラックの1位は固いと思うけど、念のため2~3着になったときの保険もあわわせて買っておくか!」というときに使える。
④枠連(わくれん)
1着と2着になる馬の「枠番号」の組合せを当てる馬券。
⑤馬連(うまれん)
1着と2着になる馬の「馬番号」の組合せを当てる馬券。
⑥馬単(うまたん)
1着と2着になる馬の馬番号を 「着順通り」に当てる馬券。
⑦ワイド
3着までに入る2頭の「組合せ」を馬番号で当てる。
例えば選んだ馬が「1着と3着」「2着と3着」のどちらでも当選。
⑧3連複(さんれんぷく)
1着、2着、3着となる馬の馬番号の 「組合せ」を当てる馬券。
⑨3連単(さんれんたん)
1着、2着、3着となる馬の馬番号を 「着順通り」に当てる馬券。
せっかくなので、前回にも登場してもらった、都内在住の競馬愛好家MZ氏に「初心者におすすめの馬券の買い方」を聞いてきた。

(キャプション)馬券は場内投票場で買うことができる
■難易度★ 大穴狙いの単勝買い
単勝というと、一番人気の馬券を買いたくなるもの。しかし、一番人気ということはオッズも低い。オッズ1.2倍の馬券が当たったとしても、100円が120円になる程度。「どうせならもう少しロマンがほしい」というヤマッ気のある方におすすめなのが、「人気低い順から買う」という買い方。人気薄の16~18位はオッズも高くなり、少しでも馬券に絡めば万馬券に化ける可能性がある。このあたりを単勝や複勝でおさえておくのも面白い。
■難易度★★ 「馬単」を3頭ボックスで買う
ボックスとは、選んだ頭数を漏れなく組み合わせる買い方のこと。まず、「1-2着に来そうだ」と予想する3頭を選ぶ。そのすべての組み合わせを買う。例えば、①③⑤のいずれか2頭が上位に入りそうだと思った場合。考えられる組み合わせは①-③、①-⑤、③-①、③-⑤、⑤-①、⑤-③の6パターンだ。このいずれかのパターンで馬がゴールした場合に配当がゲットできる。1点につき100円を賭ける場合、600円あれば良い。手軽に予想が楽しめるため、ビギナーにもおすすめだ。

(キャプション)馬券を買うときは、ボックス専用のマークシートに、選んだ馬の番号を記入すればよい
■難易度★★★ 「3連単5頭ボックス」を買う
元AKBの「こじはる」こと、小嶋陽菜さんが愛用していることでおなじみなのが、「3連単5頭ボックス」。小嶋陽菜さんはこの買い方で、安田記念で15万馬券(100円が15万円になる馬券)を的中させている。
買い方としては、まず、上位に入りそうな5頭を選ぶ。その5頭が1~3着に入った場合のすべての組み合わせを3連単で買う。上位に来ると予想したすべての馬を網羅することができるため、的中率は高めだ。全部で60パターンになるので、100円ずつ賭けても6000円の軍資金が必要となる。「60パターン全部買うのは大変そうだな。記入漏れもありそうだし」と不安になるかもしれないが大丈夫。ボックス専用シートで5頭の馬番号をチェックすればよいため、意外と簡単である。

(キャプション)ボックスで買うときは専用シートを利用しよう
■ベテラン競馬愛好家の予想シートは?
競馬愛好家MZ氏は、レース展開をどのように予想しているのだろうか。現時点での予想シートを見せてもらった。
なかなか興味深い組み合わせである。現役最強馬のキタサンブラックを1着から外している理由は何だろうか?
「僕はどうせ馬券買うなら、思い切り配当があったほうがいいと思うタイプなので。今回キタサンブラックはあえて1着から外して予想しています。キタサンブラックが1位なら『名馬になったな』という感慨があるし、馬券が外れても喜べます。仮に負けたとしても、馬券が当たっていればそれなりに楽しめる。そういうバランスですね」
確かにキタサンブラックが1着になれば、場内はお祝いムードになり、オーナーの北島三郎も封印していた「まつり」を熱唱するに違いない。みんなが望んでいるハッピーエンドだ。1着にならなかったらならなかったで、MZ氏は高配当で懐をあたたかくして帰路に就くという算段。当日の結果がどう転んでも自分が楽しめるように馬券を買うとは、さすが競馬歴30年のベテランである。自分が選んだ馬には、ぜひ配当という名のクリスマスプレゼントを運んできてほしいものだ。
(おわり)
by.三原明日香