鳥取県、カレーが好き過ぎるあまり「カレーに合うお米」を開発してしまう (2/2ページ)
すでに県内飲食店の協力でカレーとの相性を調査しており、その結果「カレールウととても合う」と「カレールウと合う」といった反応が7割を超えるなど、目標に沿った品となっているようだ。
ここまでカレーに絞った品種改良が行われた裏には、県庁所在地である鳥取市がカレールウの消費量が全国トップのカレー好きの街であるという調査結果がある。
総務省の家計調査(2014年~2016年)によると、期間内のカレールウ購入量の全国平均が1509gなのに対し、鳥取市は1982gと大きく上回り全国トップとなっている。2位は岡山市の1856gで、100g以上差を付けた形だ。
2017年9月15日公開の鳥取県の「農林水産商工常任委員会提出資料」によると、こうしたカレー好きの街であることを背景に、鳥取県の市民グループ「鳥取カレー倶楽部」などから依頼を受け、新種米の開発が始まったという。
......つまり、全ての始まりは鳥取市民がカレー好きで、カレーを食べまくっていたことに集約される。それが数字に表れ、カレー好きによる市民グループが生まれ、カレーに合うお米を求めて実際に品種改良が始まり、ついには本当に成功してしまった。
まだ生産量は少ないが、今後はカレーライスのスタンダードとなる日が来るかもしれない。