なぜYoutTubeで「ピンクレディー動画」再生が急増したか

まいじつ

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最近になって『ピンク・レディー』のYouTube再生数が急増している。これには、“ある理由”が存在するようだ。

1970年代に大きなブームを巻き起こした女性ユニットのピンク・レディーが、12月30日に放送される年末恒例の音楽番組『第59回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)に出演することが明らかになった。没後10年、作詩家50年と今年改めて脚光を浴びた昭和歌謡の功労者である阿久悠氏の特別賞受賞を祝し、39年ぶりに同番組のステージにピンクレディーが復活するという。ミー(未唯mie)とケイ(増田恵子)が一夜限りのスペシャルメドレーを披露するという。

ピンク・レディーは1976年に新人賞、1977年大衆賞、1978年にレコード大賞を受賞。彼女たちの活躍は、『スター誕生!』(日本テレビ系)でその才能を見出し、盟友の都倉俊一氏とのタッグでミリオンヒットを連発した不世出の作詩家の阿久氏を抜きには語ることはできない。活動期間は4年7カ月と短かったが、それから35年以上を経ても、数々の楽曲は歴史に刻まれている。

ミーは阿久氏の偉大な功績に「まさにピンク・レディーの産みの親、恩師だと思っています。阿久先生がいなかったらピンク・レディーは生まれなかったと思います」と最大限の感謝を示す。ケイにとってもそれは同じで「偉大な父のような方です。語弊があるかもしれないですが、『神がかった父』ですかね。後光が差している。ちょっと近づき難くて、遠くで月の光のようにやさしく照らしてくださるような存在でした」と畏敬の念を明らかにした。

ミーは当時を振り返り、「『ペッパー警部』は念願かなってのプロデビューだったので、本当にうれしかった曲です。『ウォンテッド』は、衣装も好きでした。リリアンのワンピースがうれしかったのと、笑わないで歌う内容に、こういう曲も歌えるんだって思った記憶があります。『UFO』はびっくりしましたね。《地球の男に飽きたところよ》って、自分の存在がなんなのだろう。何か使命を受けて地球にやってきて、こういう曲を歌わせてもらっているみたいな、そんな曲でしたね」と懐かしんだ。

反響が大きければ新曲も?

「ふたりともいまだに全国からライブのオファーがあります。デビューから年月を経ても、やはりこのコンビは日本の音楽界の歴史に残るふたりだと言えるでしょう」(芸能関係者)

ふたりでの歌唱は6年ぶりとなるが、ケイは「毎年命日にお墓に行って、毎年先生といろんなお話をして、この6年間でまたふたりで歌えるときがくるといいなっていう話もしていて、あ、先生やっぱり宇宙人だと思って。先生がまた2人で歌う機会をくださったんだなって、先生ありがとうって気持ちで歌いたいなって思います」と、この機会に感謝した。ミーも「ふたり60歳な感じなので、どこまでできるか分かりませんけども、いまのベストを尽くして皆さんに喜んでいただけるように頑張ります。ぜひ楽しんでください!」と呼び掛けている。

SNSでも《このまま他の番組でも歌ってください》、《またライブを再開してほしいです》、《子供を連れてピンク・レディーを見に行きたい》、《新曲を出してほしい》などという書き込みが殺到している。

「もしもリクエストが多ければ、新曲を出すことも検討するかもしれません。ふたりとも“阿久悠に捧げる”という名目があれば乗り気になると思います」(同・関係者)

12月30日は必見のステージが放送されることだろう。

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