本好きリビドー(184) (2/2ページ)
1967年、大橋巨泉に『11PM』で名指しされ、流行語にまでなった「ボイン」の元祖・朝丘雪路、グラビアアイドルのパイオニア、アグネス・ラム。70年代“オナペット”の象徴的存在だった「りんごヌード」の麻田奈美、AV創世記のDカップ女優・中村京子、薄幸のアイドル・堀江しのぶ、そして、「巨乳」の言葉を生んだ伝説の松坂季実子…。
名前を聞いただけでワクワクするではないか。
巨乳の女性がメディアを震わせると、当初はDカップでも十分にデカかったおっぱいは、E・Fと段階的にエスカレートし、ついに100センチ超、ブラカップ国産最大サイズの“I”の女性まで登場するに至る。マスコミが巨乳を話題にするにつれ、大和撫子のバストも次第に成長してきたフシがあるワケだ。さらに毎月1日は「巨乳の日」と呼ばれていた(知ってました?)など、笑える知識も豊富で面白い。
日本社会の成長と共におっぱいもより大きく、成熟してきたのだろうか。そのヒストリーを紐解いた読み応えのある1冊となっている。
(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)