清宮よりも気になる? 栗山監督が斎藤復活を託した「最後の切り札」 (2/2ページ)

リアルライブ

甲子園のヒーローであり、進学するかどうかで悩んだ末のプロ入り。同じ早実出身でも経歴が重なる荒木氏が清宮の教育係として選ばれたと思われてきた。

 しかし、それだけではなかった。
「斎藤のこともあったんです。というより、斎藤を一軍戦力に底上げするために荒木氏が選ばれたと見るべき」(前出・球界関係者)
 17年12月末時点では、清宮はお披露目も兼ねて、キャンプは一軍帯同となる予定。オープン戦でプロのスピードに対応できることが証明されれば、開幕も一軍で迎えることになるという。栗山監督と球団は一軍スタートで「未来のスター候補」を育成していく。それに対して、斎藤のほうは開幕一軍入りを懸けた厳しいキャンプとなる。
 「荒木二軍監督は『挫折』を経験しましたからね。騒がれてプロ入りしたものの、故障などもあって一軍戦力に帰還するまで物凄い苦労をさせられました。そういう経験を二軍監督として、斎藤に教えるのに適任だと判断されたんです(同)
 斎藤は5年連続となるダウン提示を受け入れたあとの会見で、「来年もまた契約してもらいました。(球団から)来年、栗山監督を胴上げしてほしい、ファイターズに絶対必要だ、ということを言ってもらい…」と話していた。もう後がないことは自覚しているような神妙な面持ちだった。「その思いがホンモノなら」と栗山監督も考えたはずだが、こんな声も聞かれた。
 「荒木氏が二軍監督に決まったと聞き、栗山監督は安堵していました。両氏ともヤクルト出身ですし、ホットラインで斎藤の状況を確認することができます。でも、練習で気を抜けば、栗山監督に筒抜けとなります。斎藤は良い意味で手抜きをします。メリハリというか、これ以上やったら体を壊すと思ったら、力を抜くんです。その強かさが彼の成長を止めたという見方と、怪我をしても重症にならなかったとも解釈されています」(プロ野球解説者)

 荒木二軍監督は「甲子園のアイドル」と称され、ドロ臭い猛練習とは縁遠い感もするが、実際は違うという。また、西武、ヤクルト時代の指導を知る関係者によれば、手抜きは一切許さない鬼軍曹でもあったそうだ。
 荒木二軍監督が斎藤のメリハリを容認できるかどうかは分からない。しかし、斎藤はその荒木二軍監督にも見捨てられたら、それこそ「最後」と思わなければならないだろう。

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