2017年「年間書籍ベストセラー」にまさかの結果 (2/2ページ)
何がめでたい』:佐藤愛子/小学館/1296円 『ざんねんないきもの事典』:今泉忠明・下間文恵ほか/高橋書店/972円 『蜜蜂と遠雷』:恩田陸/幻冬舎/1944円 『日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢(かん)字ドリル』:(各小学1年~6年生)文響社/各1058円 『騎士団長殺し』(1、2):村上春樹/新潮社/各1944円 『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』:ケント・ギルバート/講談社/907円 『伝道の法』:大川隆法/幸福の科学出版/2160円 『続・ざんねんないきもの事典』: 今泉忠明・下間文恵ほか/高橋書店/972円 『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』:佐久間健一/サンマーク出版/1080円 『新・人間革命(29)』:池田大作/聖教新聞社/1337円
若者は「活字離れ」していない
今回の結果を見ると、これまで言われ続けていた“紙媒体の常識”が覆されようとしている。インターネットの普及により、電子書籍を使いこなす若年層が増加し、書籍のニーズは高齢者層へと追いやられているというのが定説だった。「本が売れない」といわれている昨今、2017年の年間ランキングの結果からも分かるように、これだけが児童書、学習参考書が売れたのだから、まだまだ子供や若者の向けに書籍が売れるという“伸びしろ”があるということが証明されたのだ。
「若者を中心に活字離れといわれていますが、実際は本を読まなくなっただけで、子供たちはスマホやタブレット、パソコンで文字には触れています。今回のランキングでも立証されたように面白い本には子供も興味を示すのです」(同)
本が売れなくなったことを、容易に若者の活字離れに結び付けてしまうことは早合点のようだ。
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Artush / PIXTA(ピクスタ)