休みでも仕事が気になる人に教えたい しっかり心身を休むための秘訣 (2/2ページ)
動的な休息は、運動やレジャーや買い物といったアクティブに楽しむ休みだ。
「午前と午後で時間を区切る」を応用し、時間を「午前」「午後」「夜」に三分割すれば、午前は仕事のことを考え、午後は「動的」、夜は「静的」に休むといったバランスの良い休日にすることもできる。もしくは、「今日は静的に休んで、明日は動的に休もう」というバランスのとり方もできるだろう。
■休み明けからはじめたい「適度な仕事の休み方」せっかく年末年始の長期休暇で休めても、仕事が始まってからも上手に休めなければ、心身の疲労は溜まる一方だ。そこで、仕事をしながらも適度に休むコツも紹介しよう。
まず、「休むことも仕事のうち」だと考えるようにすることが大切だ。
日本人は「休む=悪いこと」という強迫観念を持っている。しかし、適度に休まなければ、仕事の効率は落ちるし、結果的に周りにも迷惑をかける。だから、「適度な休息は必要」だと考えるようにしよう。
西多氏が勧めるのは、すきま時間でできる「5分間瞑想」だ。瞑想というと難しい印象があるが、本格的な瞑想やマインドフルネスのライト版で、ちょっとの間「ボーっとする」程度でいいという。
方法もいたって簡単だ。できれば静かな場所で雑音を断ち、ボーっとするだけ。このとき呼吸を意識すると効果倍増だ。目を閉じて、腹部に力を入れ、圧力を内蔵全体にかけるイメージで呼吸を行うと、身体をリラックスさせる働きをする副交感神経が活発になる。そして、息を吐くときは吸うときよりも倍の時間をかけ、ゆっくりと呼吸する。
昼休みや仕事が一区切りついたときに、手軽にできる休息法として覚えておきたい方法だ。
休暇中でも仕事がある平日でも、人間関係で疲れてしまうことがある。人と接するときには、程度の差はあれ緊張感があるものだし、気遣いもする。
人付き合いの疲れから解放されるには、休息の時間をつくることが大切だ。
最も良い方法は「隠れ家」を持つことだ。落ち着いたカフェやバー、図書館や公園など、自宅と職場以外で自分らしく一人の時間を満喫できる場所をつくっておくのだ。
年末年始の親戚付き合いが面倒臭い、職場で人間関係に疲れた。そんなときに心を充電できる場所を見つけておくといいだろう。
本書では他にも、仕事中の上手な息抜きの仕方、睡眠の質の上げ方のコツや考え方が紹介されている。年末年始の「静的な休み」として、「隠れ家」で読んでみてはいかがだろうか。
(ライター:大村佑介)