大学生にもなれば、中学時代や高校時代といった昔からの友達や、大学に入ってから出会った友達、サークルやバイト先で仲良くなった友達など、友達の数もどんどん増えていることと思います。でもその中で、なんでも話せて、自分のすべてをさらけ出すほど親密な付き合いができる「親友」と呼べる人はどのくらいいますか？ 大学生に、「親友」だと思える友達の人数を聞いてみました。出会いが増えれば「親友」も増える？それとも上辺だけの付き合い？みんなの友達事情を覗いてみましょう。

■「親友」だと思う友達の人数を教えてください。

1位　2人　200人（19.8％）
2位　3人　187人（18.5％）
3位　0人　177人（17.5％）
4位　1人　148人（14.7％）
5位　5人　97人（9.6％）

大学生・大学院生・専門学校生の男女合わせて1010人に、「親友だと思う友達の人数を教えてください。」と質問をしてみました。一番多かった答えは2人で、2番目に多かった答えは3人。4位に入ったのも1人ということで、約半数の人が、極少人数の友達しか親友とは言えないと思っています。3位には0人という答えも入っており、友達は多くても、上辺だけの付き合いという人が多いという結果になりました。

■親友と呼べる数の上位は0人から3人までが独占！

人付き合いも増え、友達の人数も増えていると思われる大学生ですが、親友の数となると、1位は2人、2位は3人と、少数な結果になりました。「友達とは浅く広く付き合うタイプだが、一緒にいてなんでも話せる、何も話さなくてもそばにいるだけでもいいと感じられる存在だから（女性／19歳／大学2年生）」というように、友達と呼べる人はたくさんいても、なんでも話せて、自分の素が出せるという相手は限られてくる様子。「小さい頃から一緒だからなんでも理解できる（女性／23歳／大学4年生）」というように、幼馴染的な、昔からの友人だけが親友と呼べる存在という人も多いようです。

親友と呼べる人はいないと答えた人も177人いました。「誰にも心を開けない（女性／22歳／大学4年生）」や「誰も信用できない（女性／23歳／大学2年生）」という声も多くあり、上辺だけの付き合いをしている人もけっこういるようです。

いかがでしたか？大学生が親友だと思えるほど親しく付き合っている友達の人数は、極少人数という結果が出ました。「0人」と答えた人も多く、「10人以上」と答えた人は61人（6％）でした。真剣な悩みも増えてくる大学生だからこそ、全てをさらけ出して話すことができる「親友」も、慎重に選んでいるのかもしれませんね。心から信頼できる友人というのはとても貴重です。今、親友と呼べる友人がいる人は、出会いに感謝し、その人を大切にしましょう。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間：2017年11月
調査人数：男子大学生502人　女子大学生508人