こいつぁ春から縁起がええ!新しくって面白い江戸時代のお正月の風景 (2/4ページ)

Japaaan

払扇箱買
楊洲周延「時代かゞみ 嘉永之頃(部分)」国立国会図書館蔵

扇箱買いの八つぁん、背中にたくさんの扇箱と扇台を担いで疲れたお顔でえっちらおっちら歩いていますね。世界一エコな町・お江戸では、この箱が翌年また活躍したのです。

宝船の絵

江戸時代では1月2日の夜に見るのが初夢。人々はいい夢を見れるように宝船の絵を枕の下に敷いて寝ていました。

宝船図
喜田川季荘「守貞謾稿 巻26」国立国会図書館蔵

ちなみにこの宝船の絵には「長き夜の とおの眠りの 皆目覚め 波乗り船の 音のよきかな」という長い回文が必ず書いてあります。どうです、下から読んでも同じ文章でしょう?

さて、この宝船もちゃっかり商売にしている宝船売りがいました。彼らは「道中すごろく、お宝お宝〜」などの売り文句で、すごろくや宝船の絵を売り歩いていました。

気の早い熊さん、さっそく表で宝船売りを掴まえて自分と奥さんの分を2枚購入し、「よぅし、これを敷いてぐっすり寝て良い夢見るぞォ〜!」・・・ちょっと待った、すんなりそうはいきません。

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